【感想】皮膚感覚の不思議 「皮膚」と「心」の身体心理学

山口創 / ブルーバックス
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • hamakoko

    hamakoko

    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057276

    投稿日:2022.09.05

  • prigt23

    prigt23

    なぜ痛い!のか?
    なぜかゆい!のか?
    というあたりが理解できた。ブルーバックスってすごいよね、と納得。

    「痛み」の解説はアリストテレスに始まり、デカルト、ウィトゲンシュタイン を経て現代のGC理論に至る。といって難しいわけでもなく、ほどよく簡潔でスマートな内容で読みやすい。続きを読む

    投稿日:2020.09.21

  • 針槐

    針槐

    皮膚感覚、触覚が動物の感情から生命まで左右する。痛い、痒い、くすぐったいなど、普通過ぎて「なぜ?」など考えたこともなかった。視点を変えさせてくれる本だ。

    投稿日:2020.02.28

  • bookkeeper2012

    bookkeeper2012

    皮膚感覚に関する豆知識的を集めたような本。

    体性感覚は、触覚、圧覚、痛覚、温度感覚のような皮膚感覚と、位置感覚、筋肉/運動感覚のような固有感覚に分けられる。両者は組み合わさって働いている。触れるという行為には、相手の物体からのフィードバックが伴っているのだ。

    痛みは単純な生理現象ではなく社会性があるようだ。本当に痛みの感覚が違うのか、訴えの程度が違うのかはよく分からないが。。。

    赤ちゃんをぐるぐる巻きにしておくスウォドリング。世界各地にある風習。触覚的刺激を与えてストレスを下げるとか。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.05

  • shigetakat

    shigetakat

    皮膚感覚について科学的説明を加えた本で、情報は少し古いが、皮膚で感じ取る五感についての説明は具体例も多くとても分かりやすい。
    そして、本文の最後で、触覚を育むことが、感受性豊かな心を育て、さらには自立的な心を確立するためには必要であり、人の痛みの分かる思いやりのある人間に育ててゆくことは大人の責任である。
    ということで、たくさんの大人の方に読んでいただきたい本である。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.06

  • syupigeru0907

    syupigeru0907

    触覚の仕組みと、心とのつながり。詳しく、それでいてわかりやすく書かれているため、入門書としてはとても便利です。また、現在の「視覚」文化から、古くからあった「触」文化を復権させることが、今起こっているストレスや精神疾患やらを解消する早道だと説く。著者は、「人」や「心」というものに重きを置いた考え方をしているが、猿の赤ん坊のように人も、代替品で十二分もしくはそれ以上の効果が出てしまった場合のことを考えてはくれなかった。そこのところだけが、「……あれ?」でした。続きを読む

    投稿日:2013.09.15

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