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田崎健太 / 講談社+α文庫 (3件のレビュー)
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takaseki
自分はその兄・若山富三郎の殺陣や身のこなしが好きだが、それでもやはり勝新太郎はスゴイ(若山・勝の兄弟は濃すぎる!)。著者は雑誌の連載で勝新太郎と縁を結ぶが、これは人生を変えるほどの縁だと思う。ウラヤマ…シイ。 芝居以外のことでマスコミにとりあげられるケースが多かったので、そちらばかりに目が行きがちだが、正当な評価がなされていない役者の1人が勝新太郎だろう。 横山やすしもそうだったが、マスコミは騒動を起こす芸人を上から目線で目くじらたてたり、おもしろがったりおもちゃにするだけで、彼らが死ぬと残念がるが、彼らの仕事に対して敬意を表したり讃えることはない。 まぁ、比べちゃいかんのだろうが、最近の俳優(特に若手)の生命力のなさ、存在感のない薄っぺらさはなんだろう……仕事にすべてを賭けている役者、実力も生命力も芸の幅もある役者は今後もう出ないだろうなぁ。続きを読む
投稿日:2016.03.27
深川ふらふら遊覧記
勝新太郎の映画と私生活のエピソードを書けば面白くないわけがない、と思われるのは著者にとって損なことだろう。そんな予断を持って読み始めたが、やっぱり面白い。日本映画ファンを自称する自分としては、勝新太郎…映画をあまり見ていないのはお恥ずかしいのだが、それに加えて、テレビをほとんど見ていないので、晩年のテレビ映画の傑作と言われるものを何とか見なくてはと反省している。 映画俳優の伝記としては、著者と勝新太郎との私的な関係のこともあってか、少し思い入れ過剰だと思われるのが残念である と言いつつも次は山城新伍の「おこりんぼ さびしんぼ」(積ん読状態だった)を読んでみようと思っている。続きを読む
投稿日:2015.11.14
講談社+α
「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」「今後はパンツをはかないようにする」「俺としゃぶしゃぶか? 一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」脚本を破壊し、役柄に自らを同化させる…ことを是とした名優、勝新太郎。彼の最後の「弟子」が描く、「最後の役者」勝新の真実とは。 「映画よりもおもしろい人生を歩んだ勝新太郎をもっと知ってほしい」 「この生き様こそ、勝新太郎の最大の作品ではないか」……かねてからこんな思いを抱き、勝の最後の「弟子」を自任する著者が、多くの関係者に取材を重ね、新たなエピソードを次々と発掘。豪傑を絵に描いたような人間・勝新太郎の「素顔」に迫った単行本を加筆・修正して文庫化。 文庫版だけに、プロインタビュアーでプロ書評家の吉田豪の解説を収録!続きを読む
投稿日:2015.10.21
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