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森晶麿 / 幻冬舎単行本 (22件のレビュー)
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総合評価:
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oooba3
<アガサ・クリスティー賞作家が放つ 現代版「そして誰もいなくなった」。>の キャッチフレーズ。 その心づもりで読んだが、 登場人物になかなか共感しずらく、 ストーリー展開も上滑りし、 …結末にも、「ン?」という感じで…。 この作家さん、好きなんだけどなぁ。 高校の卒業式を終えた上村真琴は、 中学校時代の軽音楽部の仲間から、二年前に廃校になった 母校に呼び出される。 その目的は、当時、軽音楽部を目の敵にし、 廃部に追い込んだ体育教師への復讐だという。 ここら辺の展開から、心がうまく乗っていかない。 外との連絡が断たれた廃校の中で、 集まった昔の仲間が次々に死体となる。 仲間が集められた真の目的とは…。続きを読む
投稿日:2018.11.01
no_identify
誰と誰がなんなのか?ということをしっかり理解しながら読まないといけない。それは確かに正しいのだが、そうした作品はいかに複雑な関係性でもあっても、それを複雑に表現するだけでは読んでる方にハードルの高い作…品になる。そのあたりでちょっと混乱したなぁ。続きを読む
投稿日:2017.03.30
雄志
途中ものすごい山田悠介みたいで、「ええー……('A`)」と思ってたけど、トリックとラストに向けての展開は森晶麿ワールド全開だった。 今回は歌、特にロックが大きなテーマだったので、なかなかおもしろかった…。 ナユタの存在は本当に神秘的だった。対極的に軽音部OBOGがすごい噛ませ犬っぽい。続きを読む
投稿日:2017.01.20
えり
こじらせた人間関係と、それを割り切る事も忘れる事も出来ない中学時代の元軽音部のメンバー達。 時が経ち、母校に集められた彼らに起こる事件と過去の精算。 青春ってのは脳内で歳を取るとやたらと懐かしく美化…されてしまうもの。 10代の頃の無駄に肥大化した自意識と自尊心と言った黒歴史を思い出す、ヒリヒリと痛い物語。続きを読む
投稿日:2016.07.26
ごむぱん
う~んー…。一章読んで、やめました。 一応全ページ目を通しましたが、何だか和食のお店で不味いピザを食べさせられたような違和感。 私には合わない作品でした。残念。 今まで森さんの当たり作品ばっかり読ん…でたのかな? こういう作品もあるのですね。 でも、これからも森さんの事は応援していきたいな。続きを読む
投稿日:2016.05.31
りんご花
このレビューはネタバレを含みます
過去を清算するために廃校になった校舎に集まる元軽音部関連のメンバーたち。なかなかありえないような場所で、久々に復讐かねて演奏しようと集合しましたが、次々とメンバーが以前に作った曲の歌詞と同じように殺されていきます。過去を思い出しながら解決のために頭を巡らしますが、糸口はつかめないままばたばたと倒れていきほんとに誰もいなくなっちゃうんじゃと。正直最後は、手をかけたのは妹だと思ってたので、そうか・・でした。しかしこの道をいくとまた妹に邪魔されそうですが、どうなんでしょう、ナユタが中間に立つんでしょうか。
投稿日:2016.05.26
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