【感想】超2まいめ

アサミジョー / ITAN
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    このギャグ漫画も、続きが出て、嬉しさより驚きが勝ってしまっている
    ただ、面白いのは確か
    『雷獣びりびり』を代表作とする亜沙美先生の画のタッチが、ギャグ寄り、絵そのもので笑わせる感じでなく、美麗だからこそ、一條マサヒデ先生の原作が生む、エグい笑いとのギャップが強く、そこで笑いの幅を広げているのだろう
    亜沙美先生は、さすがに、かな先生の域に達してないな、ってのは素直に感じた印象
    まだ、かな先生のように一條先生の全て以上を引き出せている訳じゃなく、一條先生に地力を引き出されている感じだ。その分、これから、まだまだ、質が高まる事を確信できる
    あくまで、私個人の見解だが、四コマ漫画ってのは四コマで起承転結を叶えないので、多岐に渡る漫画のジャンルの中でも、かなり、実力の高さを求められると思う
    この『超2まいめ』は『4ジゲン』と異なり、2ページ漫画なのだが、これもこれで、高い実力が必要になるだろう。何せ、ページを捲らないとオチが判らない。読み手の期待は、1ページ目を読んで、かなり高まっている。その期待が、どの回でも裏切られない!! 何気に、凄い事じゃなかろうか
    基本、登場人物が美形だからこそ、その残念っぷりが活きている。容姿がカッコいい人間ってのはとことん、得なんだなwww
    ただ、残念なのは、前作『2まいめ』で活躍と言うか、登場人物も読み手も魅了していた、二枚目の審判が登場していなかったコトか
    次作では、再登場を願いたいものだ。けど、2巻目で超って付けちゃって、3巻目、どうすんだろ?
    横っ腹が痛くなるまで、笑っちまったのは、坂巻が2まいめ書道家に一筆頼む、69pからの「2まいめ書道家」だ。リクエストを完璧にこなしてるんだけど、なんか、違う(笑)
    この台詞を引用に選んだのは、ギャグ漫画だからこその説得力があったから。人生には、逆境が必ず訪れる。その時に、自分をどれだけ高められるか、そこで人間力が計られるんだろう
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    投稿日:2015.10.10

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