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川中大樹 / 光文社文庫 (5件のレビュー)
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kaorukaeru
高校野球で活躍し今はスポーツライターとして 生きる男が主人公 死んだ仲間の残したノートが盗まれた そこから少しずつ明らかになる事実と謎 そして・・・ 物語は展開よく楽しく読めました また高校野球の熱さ…も感じられました よかったです続きを読む
投稿日:2022.05.01
iyoharuka13
スポーツライターの島野は元高校球児。最後の夏で味わった魔球『二軸スライダー』の屈辱が、未だにトラウマである。取材により相手チームの捕手の戦術ノートを預かるが…。知られざる高校野球の真実が暴かれる長編ミ…ステリー。 野球好きには堪らない内容である。以前、NHKのドキュメンタリーで横浜vsPL学園の戦術を知った時もかなり驚いたが、今回ほそれ以上にえげつない。ゲームの中に存在する『間』の中で、非常に高度な駆け引きが行われているのが野球。だから面白い。続きを読む
投稿日:2017.02.23
hige0519
神奈川の高校野球事情や架空高校のネーミングは、高校野球を知っている人だと感じさせるリアルな設定で好印象。 しかし、日記を盗んだ犯人はストレート過ぎますし、その動機も野球通の読者なら容易に想像つくもので…、ミステリーとしては不満が残ります。 ただ、野球のスコアブックから手掛かりを見つけるのはなかなか面白い試みだと思います。続きを読む
投稿日:2015.09.28
きゃっちゃーT
このレビューはネタバレを含みます
貧しい家庭環境云々ややくざの登場は使い古されたパターンで、ミステリーとしてはかなり物足りない。テーマは野球好きの人向けだが、ストーリーの軸になる謎の答えは野球をある程度知っていれば早い段階で分かってしまうのではないだろうか。謎が解かれたあとに残るもう1つの疑問・・ラストは気に入った。
投稿日:2015.09.24
igechan22
かつて名門校で4番を打ち、現在はスポーツライターをしている島野は高校時代のライバル校のエース紀田の決め球「二軸スライダー」の謎と紀田とバッテリーを組んでいた男の死の謎を解こうと彼の戦術ノートと日記を借…り受けるが、暴漢に襲われそのノートを奪われてしまう。 魔球と球友の死の二つの謎解きでストーリーが進んでいくが、魔球の正体は途中で何となくわかってしまったが、その謎解きのなかでスコアブックを使うなど野球好きには楽しめる内容だった。続きを読む
投稿日:2015.08.21
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