【感想】ぼくたちのなつやすみ 過去と未来と、約束の秘密基地

五十嵐雄策 / メディアワークス文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • command+X

    command+X

    急にカブトムシやクワガタが取れなくなった『カブトムシ神隠し事件』の真相は、主人公に恋焦がれたニャン太団のメンバーの一人が木にたどり着くまでの印を意図的にずらしていたから。ずらした理由は、レアなオオクワガタを独り占めして主人公にプレゼントしようとしていたから。波が岸にはたどりつかないはずなのに未使用の花火が濡れていた『海坊主出没事件』の真相は、海坊主ではなくてウミガメが産卵のために未使用の花火の上を這ったから。ニャン太がいなくなったのはニャン太団に入れなかった主人公の従姉が自分に興味を持って欲しいがためにニャン太を神社に隠したから。神社が燃えたのはニャン太団のメンバーひとりひとりの行動が偶然にドミノ式に重なったから。主人公らがタイムスリップしたのは猫のニャン太がメンバーたちの関係性を修復したいと願ったからだった。猫が生理的に苦手なので、猫を主軸として描かれた物語は道理的に嫌いだ。続きを読む

    投稿日:2023.07.15

  • ほろ酔い雀

    ほろ酔い雀

    あの頃から皆んなが思ってた事、ある事がきっかけで同時に時空を越えたのか…
    それによって皆んなが阻止しようとする
    絆も深まって行く。
    夏に相応しい物語。ドラマにすると面白そう

    投稿日:2022.09.30

  • moon-u

    moon-u

    このレビューはネタバレを含みます

    子どもの頃の楽しい夏休みの辛い思い出をもう一回 繰り返す。タイムトラベルもの。心根の悪い人は出てこないので安心して サクッと読了。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.07.12

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「カブトムシ神隠し事件」
    毎年必ず捕まえる事のできる場所のはずが。
    あれだけ簡単に捕まえる事ができる場所だからこそ、お手製の蜜でもこんなに効果があったのだろうな。

    「海坊主出没事件」
    夜になると海から現れる物の正体は。
    おじいさんは正体を知っていたからこそ、子供たちが興味本位で近ずかぬように伝えたのだろうか。

    「夏祭りと肝試し」
    気合いを入れすぎたお化け役。
    子供相手にやるのだから、もう少し加減してお化け役に望むことは出来なかったのだろうか…。

    「八月三十一日」
    想いがすれ違って起きた事故。
    みんなで共有していない想いがあったからこそ起きた事であり、運悪く色々な事が重なって起きた事故でもあったんだろうな。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.28

  • SOJO

    SOJO

    なんとなく結末が読めていましたが,すっきりしないところがありました.あまり現実味を出すのも変ですが,もっと互いの時間が交差するようになってもいいかと思います.子供の夏休み感が出ていて,懐かしさを感じれたのは良かったです.続きを読む

    投稿日:2016.02.18

  • kiboukibou

    kiboukibou

    大人になって大切なことを忘れてしまった。けれどそんなこと思うと同時にあの懐かしいなつ休みを思いだす。

    そんな彼らが「大切なもの」を取り戻す物語

    投稿日:2015.09.26

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