【感想】電波の男(ひと)よ

西 炯子 / 月刊flowers
(38件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
10
13
7
1
0

ブクログレビュー

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  • starasenrivero

    starasenrivero

    このレビューはネタバレを含みます

    読み終わった今一番印象に残っているのが、本編ではなくて作者が「西」という字について触れている表紙の袖。病んでいるなあ、私は。

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    投稿日:2018.03.03

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

    2007年刊行(初出年同じ)。男女の危うく、微妙な距離感を描く短編3本。女の自意識(良くも悪くも)の描き方が、上手いなぁと。これは著者の作品を読んだとき、いつも思うところだが、本作もその例に漏れず。

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    投稿日:2017.01.22

  • おこめ

    おこめ

     表題作含む三編収録の短編集。どれも甲乙つけがたく、全部好き。登場人物たちみんながコンプレックスや儘ならない事情を抱えているけれど、ちょっとしたきっかけや偶然、人との出会いで、それらを消すことはできなくても前向きになれるのだなぁと思わされる。みんなリアリティーがあって色っぽく、魅力的だった。続きを読む

    投稿日:2015.12.13

  • enoya

    enoya

    「波のむこうに」「電波の男(ひと)よ」「海の満ちる音」の三篇収載。
    どこか「世間の普通」になじめない男女が救われる流れは『娚の一生』通じるものがあるかも。

    投稿日:2015.05.10

  • ホトケ

    ホトケ

    始めの美女になる話は「モンスター」を髣髴させる。
    無線通信の話だが元々の男が超絶美男子だからどうも説得力が無いように思われる。

    投稿日:2015.02.21

  • 瀬戸真朝

    瀬戸真朝

    『電波〜』を読んで、これぞまさに少女漫画だなあと。運命を感じてしまう。好きだ。『海の満ちる音』は姉の結婚のプロトタイプだと思えた。

    投稿日:2014.02.12

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