【感想】新装版 風の武士(下)

司馬遼太郎 / 講談社文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • みふゆ

    みふゆ

    三人の女性の間を、行ったり来たり揺れ動きつつ、主人公・柘植信吾の隠密道中は続く。
    畿内に入って以後、安羅井国が近づくにつれて、展開もどんどん緊迫してゆき、一気に読めてしまった。
    目的を果たし、江戸に帰還した信吾を待つ運命もまた、夢が醒めた後のようで、ラストも余韻があって良かった。
    映像化したら、今でも面白いんじゃないだろうか。
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    投稿日:2018.02.15

  • freebird690317

    freebird690317

    物語の終盤になって、やっと面白くなってきた。
    最後の種明かしは楽しめたが、司馬さんの小説にしては、登場人物の人間的魅力がちょっと少なかったように感じる。

    投稿日:2015.08.01

  • yashikoo

    yashikoo

    概略は省き、感想だけ。


    頑張って上下巻読んで、良かったのは壬生狼が出てきたとこくらいかなぁ(笑)
    司馬遼太郎ってこんなファンタジー小説書くんですね。といってもちゃんと読んだことあるのは燃えよ剣くらいですが。


    主人公の信吾が危なっかしいのは読むにつれて愛着がわいていきますね。
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    投稿日:2014.04.30

  • 南李子

    南李子

    梟の城、上方武士道、の次に書かれた司馬さんの初期作品の一つなのだそうです。伝奇小説。個人の歴史観に過ぎないとの批判があったとして、私は司馬先生の歴史の授業が好きで好きでたまらないのだから仕方がない。そんな生徒には、先生がパタンと教科書を閉じて、今日は面白い話をしましょうと言った特別授業のような、放課後校庭の隅の草原で聴く自由授業のような、格別の面白さです。たまりませんよ。

    それでいて読了後、磯貝勝太郎氏の解説で、歴史とはかくも面白きかなの、納得もある。

    安羅井国、国名は最後まで気にはなっていたのですが。

    柘植慎吾の居合刀術すごいです。
    お勢以、ちの、お弓、皆素敵。


    メモ
    太秦の広隆寺(秦河勝)、比奈ノ浦の大酒神社(大避、大闢)
    日猶同祖論

    ゴルドン夫人と日英文庫
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    投稿日:2012.05.01

  • yappinkun

    yappinkun

    司馬遼太郎の初期の作品。小気味良いテンポで話が進み、一気に読んでしまいました。古代ロマン溢れ、僕は大好きです。

    投稿日:2012.03.14

  • yusukenari

    yusukenari

    忍者物の続きなんだろうけど、架空の話が多くて今一つ人物像を描けない。やたらと女性と関係を持つし。最後はユダヤ人でかぐや姫と言われてもなあ。

    投稿日:2011.10.15

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