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丸山宗利, 養老孟司, 中瀬悠太 / 光文社新書 (10件のレビュー)
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zhongxia
三氏による対談形式。 「生物の目的は生殖であり、自らの遺伝子を次世代につなぐこと」とあるように、昆虫は生まれたと思ったらもう次世代のために交尾する。 何のために生まれたん?って思ってしまう。非常に面白…い。 あと寄生や擬態も面白い。続きを読む
投稿日:2022.03.14
hito-koto
このレビューはネタバレを含みます
丸山宗利さんの「昆虫はすごい」がとても素晴らしかっただけに、期待した続編は残念ながら流し読みになりました。対談形式の「昆虫はもっとすごい」、2015.8発行。事実、観察、考察を淡々と紹介していただける方が私には嬉しいです。唯一w、印象に残ったのは、1週間交わり続けるカメムシの話。人間の感覚では信じられない長時間交尾。メスはオスをがっちりホールド。敵が来るとオスが犠牲になるそうです。
投稿日:2021.12.23
9678
読み始めたら、虫の生態が人間に通じるものがあり、興味が湧きました。虫シリーズもいくつか読みたいと思います!
投稿日:2021.07.22
goya626
ああ面白かった。虫屋3人の話は、とんでもなく興味深かった。地球の生物175万種のうち6割近くの97万種が昆虫なのだから、地球は昆虫の惑星だと言えるし、生物の多様性そのものを体現しているので、その話が面…白くないわけがない。養老孟司は有名な解剖学者、丸山宗利はハネカクシの研究者、中瀬悠太はネジレバネの研究者。ハネカクシは何十回も羽根を折りたたんでいて一瞬で開くそうだ。ネジレバネは、オスとメスの寄生先が違うという奇妙な昆虫だ。どちらも珍しい昆虫だが、3人とも昆虫全般に関する知識・体験が半端ではない。①純粋に面白い昆虫の生態②人間が学ぶべき昆虫の生態③人間が左右する環境に住まう昆虫の実態という3部だて。とにかく読むべし。続きを読む
投稿日:2021.07.10
daifukuomochi
対談なのを知らずにいろんな虫にまつわる話の本だと思って読みはじめてしまった 3人の対談なのでいろいろ話が膨らんだりでよかった
投稿日:2021.01.20
人生≒本×Snow Man
『昆虫はすごい』の続編対談集。メンツが二人増えているので、話題の広がりには事欠かない。生物多様性についても正解がないというのも新たな発見。 ・寄生虫は食物連鎖に位置付けられない。 ・育てるという意味…では、10人の研究者のうち3人くらいしか使い物にならない。 ・植物学と昆虫学は連携に乏しい。 ・学名とは別に和名があるのは世界的には珍しい。 ・コンビニに虫取り網が売っているのは日本だけ。 ・化学物質によるコミュニケーションではなく、音によるコミュニケーションが主ではないか。 ・鳥類の場合、雌と雄の境界線がゆるい。魚もあっという間に性転換する。 ・蚊の羽音が聞こえるように、人間の耳が進化適応したのでは。続きを読む
投稿日:2017.06.26
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