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大島弓子 / 白泉社文庫 (11件のレビュー)
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総合評価:
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morino-yukako
意図せず、生きることについて考えさせられる本を手にしています。 わたしも、自然の一部だと、もう少しで思えそう。
投稿日:2020.01.27
もーゆう
このレビューはネタバレを含みます
物語はどれも結構シュールなのに、この方の描く世界に変な暗さは感じられず、惹き込まれました。 ほんわかしてるというかなんというか。
投稿日:2016.07.23
knkt09222
「庭はみどり川はブルー」を白眉とするように、 やはりジェントル・ゴースト・ストーリーがすばらしい。 「秋日子かく語りき」も同様。 あとがき漫画の「くそ度胸だね」には笑った。
投稿日:2016.07.14
yukopants
大学時代から私の周りのインテリジェンスな人たちは一様に漫画を愛していることが多く、本作も友達が教えてくれた。 文学的で哲学的で美しい童話のようでもあって、ぐっと引き込まれた。登場人物がみんなべらぼうに…かわいいし、ピュアで、愛しい。それからちょっとSFチックな雰囲気もある不思議な世界観。一度では理解しきれないので、手許に置いて生涯に渡って何度でも読み返したいなあと思った。続きを読む
投稿日:2014.06.16
ph6030jp
ちょっとSFっぽい6つの作品集。夢と現実を浮遊するような不思議な世界観が楽しめた。どれもすばらしいけど、表題作と「ジギタリス」が特に好き。予知夢とか宇宙人とか憑依とか飽きさせない内容に満足。
投稿日:2012.07.01
深川夏眠
イチ押しは「庭はみどり川はブルー」(1987年)。 死ぬに死なれぬ魂が生者の身体に入って…… というパターンのお話は多々あると思うけど、 本来自分のものではない肉体を動かそうとしても 思うに任せず歯痒…くてイライラするとか、 最終的にはやっぱり成仏する方向で、 束の間、二人分の精神が ごにょごにょと入り混じる感じになりつつ、 気づいたときには切り離されていて、 結局、死者は彼岸へ消えていくという――。 分離のタイミングは、 遺された側(=身体の持ち主)が、 亡くなった人の死を現実として受け入れた時点、 なんですね。 成仏できない死者の妄執を描きながら、実は、 その死を納得できずにいた家族に気持ちの整理がついて、 ずっと掴んでいたスカートか、エプロンか、 そういったものの裾を放した瞬間、 別れが訪れる……という物語。続きを読む
投稿日:2011.12.13
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