【感想】四月怪談

大島弓子 / 白泉社文庫
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
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ブクログレビュー

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  • morino-yukako

    morino-yukako

    久々に、大島弓子。
    なんだろう、この人の漫画を読み終わったときは、いつも、漫画というよりエッセイや小説を手にしていたような気分になる。

    投稿日:2020.01.09

  • boteto

    boteto

    何のために生きていくのだろう、生き返ってなんになるんだろう。
    1度死んだ主人公は生き返らなくてもいい、命をあげると気軽に言ったりします。
    ストーリーとは関係ない木の上に座ってる女の子の描かれたラストシーンが後を引きます。続きを読む

    投稿日:2017.10.17

  • もーゆう

    もーゆう

    昔のレトロなマンガが読みたいと思って、何気なく購入した本。
    他作品も購入して読んだけれど、
    これは時代を感じさせられた。
    さすが70~80年代物。
    昔のレトロな雰囲気が好きなので。

    大島弓子特有の雰囲気と世界観がほどよい感じに残った。
    初期作品ゆえ、ロマンチックさが他作品よりも高かった気もする。

    小説を読んでいるような感覚はどの作品を読んでも感じる。

    ※「ページワン」みたいな描き方は新鮮。
    ああいう描き方の作品はまた読みたいな。
    続きを読む

    投稿日:2016.08.14

  • 鈴雨

    鈴雨

    死をテーマにした作品ばかりなのだが、重すぎず軽すぎずとキャラの動かし方と台詞まわしが秀逸でした。
    難点は絵が古くさく読者を選ぶことと、ヒロインが野暮ったいのが気になります。可愛いとかこれぞ、ヒロイン! という人は皆無です。
    でも絵で魅せるのではなく、ストーリーで魅せられます。私はどの作品も好きですが、最後の金髪の時間が一番残りました。自分年表で、心臓止まらずというのを見たとき何の生きているのか。漫画演出なのに真剣に考えてしまった。
    夢を見るために生きるのか、死ぬために生きるのか。
    結局あの老人はなんのために生きてきたのだろう。夢を見て、夢の中で死んでいったあの人がその瞬間、幸せだったのか若輩な私には分からない。
    続きを読む

    投稿日:2014.01.08

  • 路川

    路川

    絵と台詞、そしてモノローグが生み出す繊細な世界観、作品の底に漂うほの暗く冷たい空気、その中心に灯る熱。現代の少女漫画には見られないエッセンスが凝縮されている。『ローズティーセレモニー』が特に好き。涙が出た。エリュアールの詩集を探して『リベルテ』の全文を読んで、また少し、泣いてしまった。続きを読む

    投稿日:2012.03.06

  • 深川夏眠

    深川夏眠

    生者と死者の心の交流――と思いきや、
    孤独感が生んだ前者の一方的な幻想だったのか?
    というオチが切ない、
    絵本風の「ページワン」(1978年)や、
    ヘルパーさんを要請した老人の記憶が
    学生時代に帰っちゃって、
    叶わなかった恋の花を咲かせようと舞い上がってしまう
    「金髪の草原」(1983年)が、むちゃくちゃイイ!!
    続きを読む

    投稿日:2011.12.13

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