
総合評価
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- こーへい"powered by"
比較的わかりやすい話が多かった。 こんな経験あるよなーと思いながら読み進めた。 夜明け前が個人的に好き。
0投稿日: 2025.07.01 - うみゃ"powered by"
『東京』が大好きでした 浅野いにお作品は2つ目で完全に心を掴まれました。次回はデビュー作を手に取りたいと思います。
0投稿日: 2024.10.07 - Yuko"powered by"
浅野いにおの系譜を知りたくて読んでみた短編集。エモいってこういう事なんだろうな。なんて、ちょっと疲れて、それなりに図太く生きられるようになった中年の今、肯定も否定もどこかに置いて目を細めて読んだ。若い人たちにはどう映るんだろう。
0投稿日: 2024.05.16 - きょつ(comic)"powered by"
浅野いにお氏作品は、短編集のが好きだな。 続いてもソラニンくらいの長さが丁度良い。 あまりにも長いといろいろぶっ込み過ぎて、 ドヤ感が出てしまう感じがして。いいけど。
0投稿日: 2023.08.21 - たお。"powered by"
謎。 こんなお話描ける人の 頭の中が不思議で仕方ない。 繋がってないようで繋がっているような、、、? 所々で心が暖かくなるような、ならないような
0投稿日: 2022.05.14 - じょんれの"powered by"
どこがどういいかは説明できないが、なんかいい なんか泣きそうになる ここで繋がってたのかっていう風に短編でも少しずつ繋がりがあって面白かった
0投稿日: 2022.01.31 - みくぱん"powered by"
「おやすみプンプン」が良かったので他の作品も、と思い手に取った。全然雰囲気が違うようで、読了後の印象は、やはりこの作者ならではの人間のもやもやした閉塞感だとか無気力感が残った。 派手な起承転結がなくどこにでもあるような日常とそこに対するほんの少しの違和感というか。 何か違う、こんなんじゃないんだよなあ、と思いつつモラトリアムのような日々を何となく生きていて、何となく鬱屈した現実世界にもやもやし続けるのだけど、その中にも、だけどやっぱり「素晴らしい世界」と感じる瞬間がある。 「夜明け前」(文章)にあった 誰にでも平等に朝はやって来るけど同じ朝は二度と来ない。 という、その事に気づくまでのワンシーンを切り取った短編集だと思った。 「日曜、午後、六時半。」「東京」が特に良かった。
0投稿日: 2021.02.22 - 7do8bu1991"powered by"
浅野いにお氏の『世界の終わりと夜明け前(2008)』を読み直してみた。 多分、1年振りに。 この短編に出会ってから、10年以上振りに漫画を読むようになったんだよな。 収録されている・・・「東京」は・・・いつ読んでも泣ける・・・・
0投稿日: 2019.08.21 - kuma0504"powered by"
今から10年前の、浅野いにおの初の短編集。初出は2005年から2008年まで。08年時点で10年のベテランだったらしいから、2018年は20年のベテランである。実はその期間はスピリッツを読まなくなった期間とほぼ重なっているので、この実力派で誠実で、ちょいスケベで、感傷的な作家の心のウチを見たのはこれが初めてだと思う。 表題はどちらも純文学によく使われるタイトルである。内容的には、決してSF的な「世界の終わり」は描かれていなくて、社会批判的な「夜明け前」も描かれていない。若者のモノローグに近い日常が描かれている。しかし、私はだからこそ、やがて描かれるべき「世界の終わりと夜明け前」の出現する緊張感に満ちていると思う。まだまだ若い。まだまだどうやら描かれていないかもしれないが、見守って行きたいと思った。
4投稿日: 2018.08.29 - yumifukuzawa"powered by"
絵が上手い。1コマ1コマ映画みたい。 「夜明け前」、展開が面白い。 父親が突然失踪する「日曜、午後、六時半」も好きな作品だ。
0投稿日: 2018.02.03 - misaki"powered by"
世間の底辺にいる人間が絶望して、でも最後に少し光が差すところがすごく好き!!「夜明け前」と、「超妄想A子の日常と憂鬱」が特に好き。
0投稿日: 2017.03.02 - tsukasa26"powered by"
夜明け前 朝イチの会議までに企画書を完成させないと、俺の社会的信用はガタ落ちだ。 無意味に呼び出したらフツー誰でも怒るよね… マジカヨ‼︎ 誹謗中傷の的 才能の枯渇した作家を救うのは我々編集の仕事ですけど 例えば実体験を活かして崩壊した家庭をテーマに更なるヒット作を… クリックして欲しいんかぁー‼︎ 手抜きの人生 サラリーマンはこの理不尽な社会を生き抜く為に神様が産み落とした、戦闘民族なんやでー… 私は使い捨てのオナカップじゃないっつーの‼︎ んじゃあ手始めに次に店入ってきた男にトイレで犯されてやろうか⁉︎ お前がその力を有意義に使ってくれることを期待しているよ。人生はそんなに悪いもんじゃない。生きていればいつかきっといいことがあるさ。…そんなの、ただの気休めかもしれない。事実、世の中は沢山の悪意に満ちていると思う。けれど、幸運や人の優しさも君のすぐそばにきっと隠れてるんじゃないだろうか。少なくとも、朝は誰にでも平等にやって来るから。そこで何を摑むかは君次第だ。 …時間ってのは残酷だ…それでも朝が来る… アルファルファ 大義名分がある 変態のくせに教師って肩書きがあるだけで、偉そうに振舞っているのが納得できない。 この村の高速道路の高架線、見てるとあたし体がゾワゾワするんだよね。この橋は東京にまで繋がってるのに、こんな場所ところであたしは何をしてるんだって。なんかさ、キミのその素朴な感じ、好感が持てる。 僕はなんだか真理に触れた気がした 何か信じられるものがあるって、きっと幸せなことなんだ。 生理的に嫌い お前…その頭、不利だよ? そーゆうこと言うなよ。 日曜、午後、六時半。 さらばモラトリアム。お前はそのまま下流人生真っしぐらっつーことで。 人妻…か。…エロいぜ。 鬱気味の主婦の単なる妄想日記なの。子供ができないってわかってから、旦那との仲も最悪でさ。今月中には離婚届けに判子押すんだ。 …いやね、ここでやり直そうなんつってガバッてやったりしたら、ドラマチックで素敵かもしんないけど、…正直その話、重たすぎだもの。 人のことまで構ってられないよ。自分のことで一杯一杯ですから。…あ、俺、今、自分に嘘ついてねー? 自分のことで必死になったことなんて…今まであったっけ? 素人モンのAVを全国まわって撮影してんだよ。ちょっと怖い目にあってもらって山道に置いてきた。 …あたし達、このままヤな感じに大人になっちゃうのかな? …お前、この頃最低のブタちゃんに成り下がってるらしいじゃん。 俺も、お前がいつまでたっても腐りっぱなしって聞いてるぜ? ちょっと殴らせていただいていいかしら?いいわよ?…殴るんじゃねーの?…僕、痛いの嫌いなんすよ。長すぎた夏の終わりの夕暮れに、「夏の思い出」こんなタイトルが浮かんできた。親父が信じてくれたものが…その物語の中に見つけられるかもしれない…そんな気がした。 あんたももう18なんだからさっさと処女膜破ってもらいなさい‼︎ラジャ‼︎ …ありゃん? そういう動物っぽい力争いってバカらしくてさ 何も生産せず、誰にも迷惑かけず、そして猫のように人知れず死ぬんだ。 大した挫折も知らないでっ‼︎すかしたこと言ってんじゃねーよっ‼︎ この場所だけは絶対に守らないといけない気がしたんだ。僕は…ずっと前から信じられる何かを探してたのかな。…もしかしたら、それは君なのかな。 「帰宅」あの頃思い描いていた理想の家庭はもうここにはない。それでも…私はまだ信じることができるだろうか? 超妄想A子の日常と憂鬱 離婚調停がうまくいかなくて泥沼化 汚い顔ぶら下げて、今日は何処までエロゲーのお買い物ですか⁉︎どーせお前、普段は親元で引きこもってるオナニー童貞野郎のクチだろ⁉︎ネットの中では神様気分っつーアレだろ⁉︎オメーみたいになんの努力もしない奴に限って、ありのままの自分を受け入れてくれとかって言うんだよなぁー‼︎てめぇ何様だ⁉︎子宮の中から人生やり直せ‼︎ ひゃっ染みた‼︎ 休日の過ごし方 外国の玩具の輸入代理店 吉祥寺 仕事以外で電車に乗るのなんて久々だ 17 森川汁子の裏動画 ありゃろぁらっしゃ〜 …バカだね。日本のお巡りさんは優秀だよ? マージかよ。このスケベ‼︎ 素晴らしい世界 朝の小田急線は今日も沢山の無表情な人達を詰め込んで、何処かへ運んで行きます。私もいつか、あの中の一人になってしまうんだろうか? 梅雨の中休みの青すぎる空を見ています。乱筆乱文でごめんなさい。いつかの私へいつかの私より。ホノルル空港 スカイダイビング 虹って上空で真上から見るとどう見えるか知ってる?え〜…んー…輪っか?おぉーい‼︎そんなサラッと当てんなよ‼︎俺、けっこー感動したんだからさぁ‼︎ こんな気持ちになる日が、人生であと何回あるかわからないけれど、家に帰ったら大急ぎで手紙を書こう…そう思った。 「俺は十年後に死ぬだからあと少し頑張ってみる」みたいな事を友人に言っていた。すげー自己完結だ。というかその10年後って来年じゃねーか? 近頃は税金と健康の話が多い こんな瞬間を漫画にできないもんか。とも思うが多分無理だろう。新作を考えるたび、物語はインフレし、描けば描くほど完璧から遠ざかってゆく感じ。 今までは朝に対して、リセットとか開放的なイメージがあったが最近は違くて、誰にでも平等に朝はやって来るけど。けれどもそれはすごくいい感じだ。例えこの感じを十七歳の自分に説明したとしても、奴はきっと信じてくれないだろう。きっと信じてくれないだろう。きっとこてんぱんに否定されるか汚いものを見るような目で見られるに違いない。でもそれでいいと思う。少なくとも今日は。 東京 小学校時代の同窓会 輸入車のディーラー タイムマシン 一生奈月の親父やっつけらんねーって‼︎ 浅く感傷的すぎる 閉塞感の続くこの時代 …えーと、神保町まで。 緊急停止信号 不法投棄 今の自分は自分でしかないんだよな 世界の終わり ベタに宇宙人でも攻めてきたのか 夢の余韻 蹴鞠 …そんなこと、ホントはきっとある。 あの頃はこんな簡単なことをどうしてあんなに難しく考えていたんだろう。…なんて、昔の自分を思うと馬鹿馬鹿しくなる。けれど逆に、今の自分のこわいくらいの単純さを思うと、なんだか、悲しくて、ちょっと苦しい。今までの私は何処に行ってしまったんだろう。時々私は、自分が誰なのかわからなくなる。 焦れったい 馬鹿みたい…でも好き。 三日月先生ーっ‼︎
0投稿日: 2016.11.10 - ノーネーム"powered by"
TSUTAYAにてのレンタル 浅野いにおの短編集 何気ない毎日の繰り返しとそれでも前を向いて生きていこうこの世界は何だかんだで素晴らしいのだと思える短編集でした。 特に好きなのは日曜、午後、6時半。の中の帰宅と世界の終わりです。
0投稿日: 2015.12.07 - tacbonald"powered by"
http://tacbook.hatenablog.com/entry/2015/08/16/124318
0投稿日: 2015.08.20 - gmind"powered by"
コミックでは珍しい短篇集。面白い趣向だ。浅野いにおらしい文学マンガが展開するが細切れのせいかあまり心の中に入ってこない。絵は好きだなぁ。
0投稿日: 2015.06.21 - 無常"powered by"
自己愛的な雰囲気がどうも馴染めず。 悩みを持ってるってアピールしてからの展開がもの足りず。 この著者の漫画は一貫して、自己不全感に悩む人を等身大に描いているので、マンネリのようだけどつい読んでしまう不思議な魅力もある。
0投稿日: 2015.05.04 - michel723"powered by"
それでも朝はやってくるし、 そして決して同じ朝は来ないという、 普遍的なテーマが一貫して描かれた短編集。 作者の迷いが見えることも興味深いが、 それ故、物語が迷走している作品も多い。
0投稿日: 2014.03.08 - hetarebooks"powered by"
子供の頃思い描いた未来には少し足らなくて、かと言って不幸じゃないけど時折、私何してんだろ…?って自問自答しちゃうような大人になっていて閉塞感あり。だからいにお氏の作品を買ってしまうんだろうか。面白いとかスッキリする訳でもないのに。誰もがどこかしら不安定な部分を抱えてるって思いたいのかな…
3投稿日: 2013.09.23 - kerosagi"powered by"
短編集。オチがついてキレイにスッキリ終わるストーリーではない。だけどモヤモヤするわけではなく、むしろ気持ちがいい。ハリウッド級の映画を観るとスッキリする。スッキリするから、そこで完結。だんだん記憶も薄れてく。この作品はスッキリしない。日常生活。少し変わった日常生活。その一部。生きてる。街の風景、普段の生活の、ほんの一部。最後に載ってる『世界の終わり』って作品の終わり方が好き。
0投稿日: 2013.09.09 - satorukawasaki"powered by"
仕事の合間に読んだ一冊。短編集なんだけど、すべてがつながっていないようでつながっている、不思議な感覚。浅野さんの作品は生活実態がリアルに描写されているけど、読んだ後前向きな気持ちになれる。買ってよかったです。
0投稿日: 2013.04.14 - uyamadus"powered by"
いにお作品を初めて読んだ。 一回目は、うーん。という感じ。 二回、三回と読むうちにだんだんいい感じになってきた。
0投稿日: 2013.03.23 - 笠原小百合"powered by"
浅野いにおの文章、泣きそうになる。「東京」良かった。今の私は私でしかないから。タイムマシンはないから。もう、夢の中に逃げ込むのはやめようと思った。
1投稿日: 2013.02.23 - ca213026"powered by"
なんとうまく表現し難いけれども、色々と頭で考えようがちょっと外の世界に触れてみようが、朝が来て一日が始まる。 そんな日常的な様子を視点を変えて、描いている作品。ドキドキハラハラで読み進めて行くわけではないけれども、空想的な世界に浸って現実離れな物語よりもこういう作品が最近の自分と重なる部分がリンクして引き込まれる(^з^)-☆モヤモヤ感を残しつつも心の隙間を埋めてくれる気がしてなんとな〜くがんばろうっって思える! 吐き出したい言葉の集まりに共感! 人物の絵のタッチが個人的に好みである!
0投稿日: 2013.01.05 - そらら"powered by"
浅野いにお作品って、なんでこんなにクソッタレな風景を愛おしく感じさせるんだろう。 閉塞感のある生きづらさに満ちた世界で、何の変化もなくて、死にたくなるけれども、ふと、何か見方を変えることによってなにか肯定される感覚ってのがあるんだと思う。 五年後の自分に手紙を出して、五年前の自分に手紙をだしてみる。 漫画家の話がすごく共感できた。
0投稿日: 2012.11.27 - 陣内"powered by"
「東京」と「17」が好きです。 冬になって空気が冷たくなって鼻にツーンってきて やべえくっそ痛ぇ・・・みたいな そんな感じかなぁ わけわからん
0投稿日: 2012.11.08 - noahnknown"powered by"
正直この人の漫画はださかっこいいオーラに当てられるからあんまり好きじゃなかったんだけど、ださかっこいいもずっとやってたらカッコイイかもしれない。 なんていうかなあ、ソラニンに共通する臭すぎてシンクロするのが恥ずかしい気持ち。ださかっこよさ。でもやっぱださいわ。
0投稿日: 2012.08.16 - hysjny"powered by"
同年代だと思う。こういうのわかる。こういうのがおもろいっていう感じ、すごくわかる。わかるから、ちょっとつまらない。つまらないってのはでもなんか刺さるから。自分のダサい部分、やましい部分がそのまま描かれてるから。やだやだ、共感が止められない。
1投稿日: 2012.06.08 - kiyoshi68"powered by"
読みたい本をamazonで粛々と買い漁っている。 冬眠前の熊が食いだめするのとちょっと似てるかもしれない。 秋山が終わったら、活字の束を抱えて巣穴に入りそうな感じだ。 この数日は活字の前にマンガに取り付かれている。 家の近くの古本屋で、帰り際に買っては読み、買っては読みしてる。 「世界の終わりと夜明け前」はジャケットがきれいだった。 たぶん夜明け前の東京の空か何かの写真なんだけど、 オレンジと青黒い空のグラデーションが、なんともいえない色。 浅野にいおは、「ソラニン」とか「おやすみプンプン」とか書いている作家で、 ちょっとナイーブな心理描写がうまいなぁと思って、 どんなもんかと読んで見ることにした。 巻数がないから、きっと短編集なんだろうくらいしかわからない。 たかだか350円なのに、中身を見ないでえいやっと買うのは勇気がいる。 ハッピーエンドが続くわけではなく、 時々は少し苦い感じでストーリーに終わりが来たりして、 個人的には好きなパターンかな。 山川直人の「コーヒーもう一杯」なんかと近い空気感。 同い年だって、作者紹介読んではじめて知ったし、 思いのほかのめりこめちゃうので、 ちょっと他の作品にも手を出してみよう
0投稿日: 2012.03.25 - zon-b"powered by"
いにお作品とても好き。特に短編ものって、一つ一つが繋がってるのが好き。 一人一人の主人公や一つ一つの物語の空気感みたいなものが伝わってくる。 個人的には、タイトルでもある、『夜明け前』と、『世界の終わり』が好み。
0投稿日: 2012.03.08 - kozo_young"powered by"
なぜ、こんなにも引き込まれるのか。 大学生のときには浅野いにおの世界観は耐えられず、強く惹かれるのに遠ざけた。 今は何度も読み終わったそばから読み直す。 非日常的ですぐ近くの世界。 これが、とか、どれが、とかなく、好きです。
0投稿日: 2012.02.18 - 73"powered by"
なかなか寝付けない夜 カーテンの向こうがだんだんと明るくなっていき それを見て、もう朝が迫っていることを知る 何故自分は眠れないのだろうと頭を悩ませ くだらない思考に支配される でも、気づけば寝ていて目を覚ませば窓の外は快晴 重い体を無理やり起こしなんとなく新しい一日が始まる。 そんな一日の鬱々とした様子が淡々と描かれる一冊。 何処にも救いはないし誰かの手も掴めない、けれど… 眠れない夜にこの本をそっと開けば 窓から差し込む光にほんの少しでも希望の色が見えるはず。
0投稿日: 2012.02.12 - そうのたすく@hinoku_s"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
色と匂いがあり、音すら聞こえてきそうなリアルさの絵で淡々と場面が切り替わっていく。 むしろ恐いほど”隣にいる”ライブ感がして、他人の口臭と温度が気持ち悪いと感じるほど。ものすごい技量だ、と思う。 作中の青春漫画家の話がどこまで脚色されているのかはわからないけれど、静かに乾いていく姿がありのまま迫ってくる。 「時代に愛される事をどう思うか」という編集者からののインタビューの質問に、答えなくてはならないのだな、という。 TAGRO氏の描く無常観(生身感がたまらなく好きだ)ともまた違う、自意識の希薄さは、絵の神様のせいか。 熱や言葉の多い漫画に疲れ、映画のように自動的に脳に飛び込んでくる漫画が読みたくなったら、また読みたくなる、だろうか。 全てあるのに何も無い、それは確かに時代の一部なのだろう。そんな風に感じている自分はおかしくない、きっと自然な事なのだという安心を得ている自分に気がつく。 (ここでメタが入る)
0投稿日: 2012.01.30 - fumiwei"powered by"
鬱屈した毎日 焦燥感 の中にさす ピンポイントすぎる光 みたいな 過去の延長線上のイマ みたいな 冒頭部分の よくわかんないおばさんみたいな神様が すごく理解できます。
0投稿日: 2012.01.01 - essere"powered by"
『ソラニン』の浅野いにおの短編集。 静かな映画を見ているような作品。 全く関らないそれぞれの短編に登場する「大沢さん」が、この短編集の芯となっていて、最後の短編のラストシーンは、この短編集で語られた「大沢さんの物語」のラストシーンでもある。
0投稿日: 2011.11.25 - forgottenbook"powered by"
セリフの言い回しや漫画では見えないはずのちょっとしたキャラクターの動き方,走り方や振り向き方といった動作の1つ1つまでが想像できる。 どこか殺伐とした無機質な街や,風景の描きかたも好き。 短編集だけど,それぞれどの話もすくないページの中に良いものが凝縮されてる。
0投稿日: 2011.10.31 - tukattyan"powered by"
世界の終わりはいつまでも続いて終わらない。 でもいつか本当の終わりがくるんだよ。 そのときは恋人達はキスをして鳥たちは羽ばたいて、 世界は眠るように何もかもなくなってしまうんだ。 きれいに。ただきれいに――終わるんだ。
0投稿日: 2011.09.15 - p0n"powered by"
読んでてドロップキックかましたくなった。できないけど。でもめっちゃ面白かったー。絵うまい、、、どうやって描いてるんでしょ。
0投稿日: 2011.09.13 - tugnah"powered by"
この方の漫画は、3回くらい読み返さないと?だらけになる。 3回よんだところでも?がきえるわけではないのだけれど。 日常がもやもやで、先がみえなくて、こんな世界いやだ! って思うけれど世界を変えるほど大きな力を持っているわけもなく。 それがさらにもやもやを生みってネガティブスパイラルの中で ああ別にそれはそれで自然なことなんだよなあと そのネガティブ思考を肯定できるようになる、不思議な力をもった漫画。 好き。
0投稿日: 2011.09.13 - assansan"powered by"
読んでてほんと切なくなる みんな目を背けてる日常の場面が描かれてることで特有の共感を得ることが出来る本であると感じました そして言葉に出来ない感情が、読んでいると発見できるかもしれません
0投稿日: 2011.08.21 - masaki"powered by"
本屋でぶらぶらしてて、表紙と作者と題名がなんだか気になって買ってしまったやつ。読み終わった後の感じが良くて、今もいにおさんのをつい買っちゃうのはそれがあったからかなあ。絵が綺麗でとても好き。
0投稿日: 2011.06.08 - 無事"powered by"
大袈裟かもしれないが、個人的に読み終わったと人格が変えられてしまう本。最後の作「東京」が特にそうで、初めて読んだとき何かがこみ上げてきて泣き叫びたくなった。「感傷的」の一言で済ましちゃいけないと思っている
0投稿日: 2011.04.30 - 風見鶏"powered by"
二回目。 以前読んだときのあの漠然とした嫌悪感や絶望感をあまり感じなくなっていました。 寧ろ痛みもあるけど希望も感じました。 前回は読んだらなんか震えたんだけどなあ。わけのわからない怖さと気持ち悪さと痛さにがたがたしながら読んでました。 確かあのときは大学一、二年とかまだまだ将来なにそれ?不安?明日?とかそんな感じだったからかなとおもいます。 あの感覚と登場人物の閉塞感と同じ年代になってはじめてわかる希望なんだろうなあ。 すごくないた。 死にたいけど生きたいみたいな、「お前は何だ?誰だ?どうするんだ?」って突き付けられてる感じ。
0投稿日: 2011.04.07 - あおい"powered by"
「ソラニン」を描いている方の短編集です。私は読んだことありませんが…。 「素晴らしい世界」「東京」が好きです。
0投稿日: 2011.02.22 - so-shi"powered by"
ものすごく今っぽい短編ばかり。読み終わるとなんとなく落ち込むけどそれはそれで。内容はコミックだが、背景、市街地等の描写が緻密な作家さんなので、装丁の写真と小さなタイトル文字はよくハマってる気がします。
0投稿日: 2011.02.16 - oga"powered by"
2011年のマンガ、4冊目。 ああ、ああ、そうですとも、はまりましたとも。 もうこの空気感がたまらないんだよ、こんにゃろう。 浅野いにおの作品はリアルだ、という意見がある。 リアルな人間の姿・感情がある、と。 それに対して、感傷的すぎる、突拍子もない、といった意見もある。 こんなに人間・状況は中二病の発想だ、と。 僕はどちらも当たっているんだと思う。 混沌とした圧倒的日常の中に生きる 「僕だけは違うはずなんだ」と思っている人が、 夢見る世界にちょっとだけ足を踏み入れて、 世の中の不条理を体感して、 また混沌の日常に戻っていく。 「俺はわかってたぜ。 『自分はお前らとは違う』 って態度で一線引いてたもんな。 今だって本当は 『小さな田舎町で満足できる奴らは幸せだ』 って言いたかったんだろ? …それを今更 孤独だなんて言われても、 同情できねぇよ。 自分で選んだ道じゃねぇか。」 同情されない孤独が増えていく世の中になったんだ、と、ふと思った。 これは本当に僕たちが選んだ道なのかどうかは、わからないけど。
1投稿日: 2011.02.11 - KN4"powered by"
重い、重いわ。この人の漫画はとにかく重い。画は素晴らしく上手いと思うけど楽しくない。何処までもリアルだと思うけど楽しくない。
0投稿日: 2011.02.04 - furukawayuki"powered by"
あ~、なんかもう、救いようがねぇってか、もう救われてるっていうか、とりあえず背景綺麗だなっていうか、リア充っていうかキョロ充っていうか、まぁ、うん、満たされてるように見えて満たされてなくて、満たされることもないんだろうなっていうのがあって、まぁ、そんなかんじ (この漫画風に感想書いてみた)
0投稿日: 2010.12.16 - ookinatsubasa"powered by"
浅野いにおの最高傑作だと思う。ソラニンや他の作品もいいけど、この短編集は比類ないもの。 小説を書き始めて、職業作家の精神の強さや健康な思考がすばらしいものだと思う。漫画家を目指していた友達もいた。漫画家を目指す場合、とにかくネームと呼ばれる下書きをいっぱい書かなくてはならない、らしい。 小説も同じで、やはり量をこなさないといけないのだと思う。僕は小説家になりたいわけじゃないから努力を怠っている。推敲を怠っている。このblogだって、誤字脱字があったりする。けど、僕はそれも含めて残しておきたいと思っている。 浅野いにおという漫画家は僕と大して年も変わらない。1つ上くらいだった記憶がある。水泳の北島康介は同い年だった気がする。何が言いたいかというと、年齢は関係なくそこにはひたすら努力とくり返される地道な練習があるということだ。 表現者にはなりたいと思う。無我夢中でそれを目指してみてもいいのかもしれない。ただ、何が正しく何を信じればいいのか。その自分の自信となる何かを僕は生まれてこのかた持ったためしがない。鬱になったのもそれが起因していると分析している。 僕の中に作りたい確固たる自信となる何か、それが欲しい。週末は久しぶりに下北沢に行きたい。
1投稿日: 2010.11.25 - abayo2"powered by"
[あの頃思い描いていた理想の家族はもうここにはない。] [それでも… 私はまだ信じることができるだろうか?] ただいま。 [……できるさ。 それが家族じゃないか。] [虫の声と、夕飯のにおいと 夏の終わり、日曜の夕暮れに 居間のテレビからは、懐かしいあの曲が流れてきた。] (日曜、午後、六時半。③「帰宅」)
0投稿日: 2010.10.18 - akira"powered by"
繊細な表現が、非日常的内容も日常的に、身近なことに感じさせられます。 好みあるかもしれませんが、私はこのやわらかいけど素直な表現が好きです。
0投稿日: 2010.09.27 - satoc"powered by"
ほんまに好きな漫画☆ 11の短編集からできてる漫画です 個人的には『アルファルファ』がたまらなく好きです☆ 杉崎のゆる~い感じ、どことなく素朴というか なんともいえない感じがほんまに好き 日々淡々と流れてく日常の中で なにもないようでなにか大切なものがあるというか、なんというか......ないのにある?なに言ってんだ俺はwそんな感じw 一番後ろにあとがきで浅野さんが各短編についてどんなとき書いたとかどういう感じで書いたとかちょっとコメント載せてくれてるのもъ(゚Д゚)イイ!!!浅野さん好きな人には他の浅野さんの漫画とのつながりがあるとかもわかっていいと思います★ 友達にこの漫画をどんな漫画なんだよ?って聞かれても、なんか説明できない(笑) 読んだあとに、『なんか...いいな...』って俺は思った
0投稿日: 2010.09.24 - erikensho"powered by"
この本のテーマはずばり“朝”。 世の中汚いことばっかりだけどそれでも僕たちは明日に期待して一日一日を生きているんだな!!と感じさせられた一冊
0投稿日: 2010.09.11 - aiko22"powered by"
浅野作品、3作目?一番常識的で常識的な日常のひとこま。か? 「世界の終わり」と「素晴らしい世界」が好きです。好きでした。 ようするに、頭の中が薔薇色だったのですね。 何という世界系。 それだけで説明済ませていいものじゃないでしょう。 よくありませんが、それ以上ここで言葉にしてもどしようもないかな。 共感してきたのは、「つまらないおとな」になることへの拒絶なのかもしれない。 くだらない、10代で聞くJ-Popですね。
0投稿日: 2010.08.22 - やや"powered by"
200810 ストーリーものの短編集。 東京が作者史上最高傑作、とのこと。 まだ読み込まないとわからないかもしれないけど、わからなくてもそれはそれでいいと思うんだ。 わからないのに、なんか心には残るから。
0投稿日: 2010.07.13 - 0720iori"powered by"
なんだかんだ言っても笑顔がある日が過ぎていく。そんな空気が漂う一冊。汚い部分も醜い部分も含んで、それでも大声で笑えるなら。
0投稿日: 2010.07.11 - okacheap"powered by"
これもヤバかった。今の自分には。いろんな意味で示唆的で。「東京」とかね。もうね、ちょっとあの「東京に出て行く人」と「地元から出られない人」という対比が。。。え、ちょっともうやめてってば、という感じだった。でも、浅野いにおの作品にはセンチメンタル過剰とは言っても、やっぱりちゃんと希望があって、ポジティブさがあって、そういう部分がたまらなく青臭くて好きなんだと思う、僕は。(08/11/4)
0投稿日: 2010.05.15 - saicolobe"powered by"
ここに出てくる登場人物の多くは、今の自分に何かしらの葛藤を持っていて、世界はくだらないと思っていて、だけどくだらないと思っていた世界に一筋の光が見えて、それで世界って捨てたもんじゃないって再認識する。誰もが一度は感じたことがあるであろうこういった気持ちを、日常にのせて淡々と描いている。 いつからか、こうした感情は自分の中で消え去っていた。なぜだろう。毎日に満ち足りた生活を送ることができているからか。感じることににぶくなってしまったからか。答えは分からない。けど、今だから言えることがある。それは世界はそんなに悪いもんじゃないってこと。 仕事がうまくいった。タバコがおいしかった。元気付けられたと言われた……。そんなピースフルな日常が最高に幸せなんだ。
0投稿日: 2010.05.05 - buna84"powered by"
絵が綺麗! 背景も細かいし綺麗。 表情とかも見てて切なくなる。 東京が一番すきだった。 回想シーンがかなしい…
0投稿日: 2010.05.03 - ひろ"powered by"
想像以上にきた。 なんだろう。 自分は一人じゃなかった。 そう思えた。 自分のかかえていめわけのわからない虚脱感が、 そこにあった。 この本が一部の若い人に支持されているのであれば、 やっぱり僕の感覚は一人じゃない。 あと、すごく演劇的だと思った。 こういう感覚の舞台は、たくさんある気がする。 僕が舞台を見に行ってるその動機の現況は、 たぶんここにある。 そんな気にさせられた。 大人になるって、何なんだろう。
0投稿日: 2010.04.25 - 44no"powered by"
ほんとに世の中、あるある、居る居る、みたいに思ってしまうというか… 登場人物の演出が毎回上手です。 読み応えあります。
0投稿日: 2010.04.20 - yts"powered by"
夜から朝になること、ゼロから100に、1000になることが夜明けではなくて少しずつ歩み進めていくことが夜明けなんだ。どちらへ行くかは自分次第で
0投稿日: 2010.04.18 - histerica"powered by"
普通の日常、汚い社会をなんでこの人はこんなに忠実に再現できるのだろう あー普通、あーやっぱ世間汚ねえなあと思わせながらも どこかにあ、きれいだなと思う瞬間がある
0投稿日: 2010.04.16 - 孝"powered by"
急に気になった 浅野いにお とりあえず、短編集! なかなかすぐには理解できない感じがある気がする。 読み込む程に味が出てくる。そんな感じ。
0投稿日: 2010.04.09 - ぎりかた"powered by"
短編集。 初期の素晴らしい世界と比べると絵が格段にうまくなっていました。 良かったのは「素晴らしい世界」「世界の終わり」
0投稿日: 2010.03.28 - MxxxxxK"powered by"
2010/02.07G ソラニンを一番最初に買って そのあとプンプン1を手に入れ そのあとのこれ。浅野いにおさんの本は全部見てみたくなったので。 短編集 ということでいろいろ詰まってる 絵も変わっていくのが楽しい。 けど漫画は私はやっぱり長編が好きかも 続きが欲しくなっちゃうんです。
0投稿日: 2010.02.12 - クロネコさん"powered by"
この人は感傷的な話ばかり書いて読者に軽いトラウマを残す。 だけど新しい本が出るとつい読んでしまう不思議。 感傷的で救えない病んだ世界観だからこそたまに出てくるちょっとした優しさ慈しみみたいなものにホロってきてしまうのかもしれない。 昔の友達がどうのこうのみたいな話は胸に刺さる。
0投稿日: 2010.01.07 - totu09"powered by"
悲しいけど幸せな気持ちになれる本。 世界観は大好きなんだけどなぁ。。。 セリフや設定や動き、全部好きなんだけど、ときどき解らなくなる。 あと一歩のところで物語を終えている(それが狙いなのかもしれないけど)どうなるのか気になる。 浅野いにおは、潜在能力をどれだけ隠し持っているのかわくわくしていつも読む。 期待は裏切らないで、先延ばしにする力を持っている。 傑作が生まれる予感が常にあるんだよねえ。
0投稿日: 2009.12.22 - むくんぱ"powered by"
初、浅野いにお。この人の漫画読んでみたいなーと思ってて、やっと読んだ。装丁が綺麗。朝の静謐。 作者とは同世代なんだなーって思った。ドラゴンボール世代(笑) 世の中をみつめる憤りとあきらめの視点に同世代の共感を覚える。世界は汚れてて矛盾だらけで暮らしは良くならなくて、でもそんな中で生きるしかなくて。みんなそう思いながら大人になっていくのかな。でも完全になくしてしまう訳じゃないから、そんな力を寄せれたらいいんだろうなーとか思った。ひとりじゃ非力なんだけど。
0投稿日: 2009.12.16 - yu-ui"powered by"
浅野さんの世界観がすき。 いつも浅野さんの漫画は 漫画を読んでいるかんじがしない。 重いけど。 読み終わった後に そっかあ~~~~ っておもう。
0投稿日: 2009.12.12 - 鈴"powered by"
「東京」がすき。 昔は早く大人になりたかったけど、なってしまったらこんなもんか。 そんな気持ちを思い出させる話。
0投稿日: 2009.12.09 - revival"powered by"
本屋で久々購入した本。ほとんどオビ買い。え~と、まあなんというか。不思議な感じでした。ラブコメなのかねぇ。よう分かりませんでしたわ。
0投稿日: 2009.10.18 - anolis*"powered by"
ワールズエンド アンド ビフォアデイブレイク。 タイトルからして、もう村上春樹。 きっとすきなんじゃないかな。いや!好きであって欲しい。 内容は意味があるようでないような、喪失感のある短編集。 もうむっちゃ春樹ワールドに近い。 そしてやっぱ浅野氏 絵が上手。
0投稿日: 2009.07.20 - 190pyonkichi"powered by"
心が揺さぶられます。読み終わったあと、重くのしかかる作品。 特に「世界の終わり」が好き。 大沢さんが考えていること=大人になることで失うもの。 もう私も失ってしまったなぁ。せつない。 あと私にとって思い出の地、つくばが舞台な所も好きです。
0投稿日: 2009.07.14 - イケダリコ"powered by"
東京が良かった 素晴らしく良かった 何かを失って それでも何かを得られると信じて 東京をしんじるんだろうなああ
0投稿日: 2009.07.12 - luckymonkey"powered by"
自分の中での一連の浅野いにおブームの中で購入。短編集。 この人の良い意味で(?)思わせぶりな世界観だったり雰囲気だったりは短編の方が活きるんだろうな、と思った。 中では「東京」が好き。 自嘲気味に「浅くて感傷的」という評があったがそれが作風として確立してるんだから、いいじゃない!と思う。 間口の狭い、独りよがりの作品よりよっぽど「良い作品」だ。 良い意味で、って便利な言葉だな。 ネガティブな言葉をプラス方向に持っていけているようで、得てしてフォローになってない。
0投稿日: 2009.06.13 - ミャーコ"powered by"
落ちて落として、光が・・・・。 必ず夜明けは訪れるのです。 誰だって同じ様に不安やら諦めやらを持ってると思うのです。 でも、もっかい言うけど、必ず夜明けは訪れて、朝日は昇ってくるのです。ライジングサンです。 あ〜胸が苦しい。でも読んでしまう。いにお中毒。
0投稿日: 2009.06.07 - ナレーター"powered by"
日常でふっとなにかを思う時や不安なことを考える時の、空気というか目に見えないものがこのマンガの中にさりげなく、濃密に存在してる 短編集でそれぞれ主人公は別だけど、中には同じ登場人物が出てきていてその繋がり方が絶妙 でもよく考えてみたらこの繋がり方は結構リアルなのかもしれない
0投稿日: 2009.05.21 - yusuke"powered by"
浅野いにおの短編集。一見平衡感覚のある世界に少しずつキッチュな要素を入れていくので、普通の世界って普通じゃないんだということをおもしろく描いている。やっぱりこの人の作品は好きです。
0投稿日: 2009.05.21 - あや"powered by"
綺麗な世界よりも 哀しみを含んだやさしい世界が映ればいいと思った 次にくる朝も同じように この瞳にも あたしの大事な人の瞳にも 夜って 時計が教える夜じゃないよ 朝だって同じ
0投稿日: 2009.04.13 - さる"powered by"
今の現実はつまんないし世界なんて終わればいいのにって思ってる人に あっスタートしたら終わりにむかうんだよね 何でも
0投稿日: 2009.03.03 - ゆりいか"powered by"
最後のストーリーがとにかくサイコーだ。ただカップルがビルの屋上でベロチューするだけの話なのに、 刹那的に思う感情とかそれにシンクロしたみたいな風景とがまさしく「世界の終わり」を感じさせる。 かんけーないが、浅野作品に出てくる女子は可愛い。どっかにあんな娘いないだろうか?
0投稿日: 2009.02.28 - 美希"powered by"
短編集。 あとがきで知ったけど最初ギャグマンガでデビューしてたのはかなり意外だった。 「東京」で自分の作品を自己批判しているような下り(「浅く感傷的」)があったけど、浅く感傷的でいいじゃないの、と思ってしまう。 深く見えすぎたり描きすぎたりすると逆にわからなくなるから中二病的でも浅野いにおの漫画は好きだ。 よく小説でも漫画でもこれがわかるわからないとかの話になったときに、シャープペンで一本だけ線を引いた紙を見せて、これなんだ、って言うとみんな「線」と言う。その後にぱぱっとセーラームーンを描いた紙を見せる。で、これなんだ、って言うとみんな「セーラームーン」と言う。 多少複雑に絡み合ってはいるけど両方「線」なんだけどね。 で、そのセーラームーンに赤いボールペンで頭に刺さった包丁描いたりしたらまたこれ複雑になるわけで。 浅野いにお作品はその辺のさじ加減が絶妙だと思う。
0投稿日: 2009.02.25 - Ami"powered by"
本当に、時間てただすぎていくけど、 今日も朝の来る幸せみたいなん感じました。 んー!心の奥のほうで共感しちゃうお話!
0投稿日: 2009.02.21 - magy"powered by"
相変わらず暗いです。 どんな日々でもどんな人にも必ず朝は来るという言葉があるんだけど、そこにポジティブな意味は彼にはないようです。 ああ朝が来た。というただ受け入れる事実。淡々とした毎日にピリオドを打ちたい人たちのストーリーです。
0投稿日: 2009.01.26 - Tomota"powered by"
浅野いにおの短編集。 そこまで話同士のつながりはないように思えましたが、世界観は本を通して漂っているので、とても良かったです。
0投稿日: 2009.01.25 - mmts"powered by"
あんまり今までにない感覚でした。 もっと一生懸命にならんとなわたしも!とか思ってみたり 人間っぽい絵柄が好き。それから女の子の顔がロリ顔気味で好きよ。 高校生や中学生に戻ってしまいたいぞ 屋上でファーストキスしたいわ。
0投稿日: 2009.01.23 - ゆう"powered by"
ずっと気になりながらも手を出せずにいたいにおさん。 ひょんなことから我が家にやってきた☆ 羽海野チカさんが帯に書評を書いていたことで興味があったのでした。 大沢さん、いいねぇ。 危ういエロさが、よいよい。
0投稿日: 2009.01.19 - February"powered by"
「17」という物語の舞台はわたしの住む街で。 よく著者に遭遇する街でもあり。 それだけで感情移入してしまう… 日常の中に潜む凶器を狂気的に描いている作品だと思います。
0投稿日: 2009.01.16 - yumiemon"powered by"
なんとなく、虹が原よりも、 ソラニン要素が入っている感じ。 ちょっと救われるとこもありというような。 当時ビッグスピリッツ買ってるおじさんにみせてもらってたなと 懐古。
0投稿日: 2009.01.12 - やすーい"powered by"
ソラニンの映画化に代表されるように、浅野いにおの作品の勢いが止まらない。 大学生活、ところどころ話題になりながら手に取り、それとない共感を覚えた。そんな人が多いのではないだろうか。 そこにいけばオリジナリティが手に入れられるように錯覚させてくれる、ビレッジヴァンガードという店では常にプッシュされ、読んで虚無感に浸ることがちょっとしたおしゃれのものさし。 そんな扱いを受けてきた作家だと感じる。 ひどい言いようをしてしまったようだが、浅野いにおの作品には少なからず泣かされている。 浅野いにお作品に描かれる人々のベースとなる背景はだいたい似通っている。 そこそこ社会の汚さに触れて、かつて見ていた夢が現実では叶わないと悟っている。 かといってすべてを諦めて人生をドロップアウトするでもなく、中指を立ててがなりたてるでもない。 どうしようもない日常に夢とか希望を描くでもなく、淡々と過ごし、喪失感をためこんでいく。 だけど、簡単に夢を描くことを諦められるわけもなく、時にその我慢のしわ寄せが日常をブレイクスルーする。 だいたいこんな感じではないだろうか。 こういった物語への僕たちの世代からの共感は、どんな評論家が分析して言葉にしようと、なかなか腑に落ちず、得も言われぬ違和感が胸にこびりついて離れない。 では、そんな僕らの00年代の青春ってなんだったんだろう。 景気は右肩下がりで、政治は方向を指し示すどころか汚職、凶悪犯罪が増え、拝金主義が横行。教育は崩壊し、ニートが増加。 ニヒリスティックに言うならば、僕らは喪失感に満ちた時代を生きてきたわけである。 そしてそれにより本来描けたはずの美しいものを失ったような気がして、何かを奪われたかのようにしかたなく日常を生きている。 これが浅野いにおに共感しそうな人が感じている00年代の背景ではなかろうか。 ネガティブで偏向的な考え方だ、と指摘されればそのとおり。 だが人は、心の奥にしまいこんだコンプレックスをくすぐられるのに弱いのか。 浅野いにおの演出する閉塞感や虚無感、そこで足掻く人物に多くの若者が共感しているからこその人気なのだろう。 しかし、浅野いにおのマンガって共感できない人には全く共感できないとも思う。 だって短編でも長編でも、人物は基本的には満たされているわけ。 しかも時代とか環境のせいにして、自分で能動的に考えて殻を破ろうとしていない。 その果てに悲しいとか虚しいとか言われたって、それって単なる甘えじゃない?と。 実際にそうも思う。 まあ一つの物語にすべての人の共感を求めるなんてナンセンスだから、とにかくがむしゃらに前に進もう!しっかりがんばっていけば道は開けるよ!っていうしっかりとした、ポジティブな人に浅野いにおで泣け、っていうのは、ジャンプをおかずにしろ、っていうくらい無理難題だろう。 がんばらなきゃ。だけどその果てにはなにか、もっと大事なものを見失いそうで怖いなあ、みたいなピーターパン・シンドローム的な、いつの間にか大人になっちゃったなあみたいなぼんやりした僕のような人間には、やっぱりじんわりとしみこんでしまうのだ。 最後に。 正直なところ、僕は何か大きな欠落を抱えているわけでもなく、どうしようもない喪失感を持って生きているわけでもない。 追い続けてきた夢はなく、ただ眼の前にあることをひたすら積み重ねただけだし、忘れられない恋があるわけでもない。 だから僕は浅野いにおを好きというにはどこか後ろめたい気がしてしまい、ちょっと斜に構えて読んでしまうのだ。僕はただこの喪失感のようなものに耽溺したいから読んでいるんじゃないか?ってね。 結局泣くけど。
0投稿日: 2009.01.07 - roget"powered by"
鋭いな,と思った.覚悟,とまではいかなくても,何かを決めないととてもマトモに生きてはいかれない今の世界で,どういうスタンスを取ろうか決めあぐねている人には,共感できるのではないかと思う.
0投稿日: 2008.12.21 - ゆり"powered by"
買おうか迷ってた本だったけど、どうしようもない気分になったとき、ついに買った。 描かれてるのは日常で、現実で、時に挫折。なのに、とにかくすごくきれいだった。
0投稿日: 2008.12.14 - はっさく"powered by"
あぁ、やっぱりこの人が書く話は凄いと改めて思った。絶望のようで希望だから良い。人って素晴らしいと思える作品。
0投稿日: 2008.12.07 - nahe"powered by"
いにお節はそのままに、あっと息を飲むような風景描写で 弱いところの奥の奥まで入ってくる。 けだるい日常の大切さを教えてくれる作品。
0投稿日: 2008.11.30 - ぐみ子"powered by"
浅野さん、大好きです+.゚(*´∀`)b゚+.゚ 「素晴らしい世界」でのタエちゃん、タモツ。 超妄想A子〜での加藤 休日の過ごし方での芽衣子とビリー 知ってる顔がたくさん見られてうれしかった。
0投稿日: 2008.11.30 - ねり蔵"powered by"
夜明け前。という感じがうまくまとめられた短編集。 個人的にはものすごく好きなんですが、人によって意見が分かれるかも。 よしもとよしともさんが好きな人はかなり好きだと思う。 この人の、女の子・女性視点での話は結構ポジティブでとても好き。
0投稿日: 2008.11.24 - mori3"powered by"
短篇集…? いにおの描く女の子は可愛くてエロくて本当に大好きです。 身につまされる台詞が多くて辛い(笑)
0投稿日: 2008.11.14 - めんたい子"powered by"
どっちかというとソラニン的な、比較的前向きな話が多い短編集。割とありがちな日常が右肩下がりに切り取られているような感じ。今風なんですかね…でも青春期っていつの世代でもそんなかんじだよねーとも思う。何故か「素晴らしい世界」の最終話も収録。後書きの文章がなんか乙一みたいな姿勢なのは似た人生を歩んでいるからですかね。世代も同じか。
0投稿日: 2008.11.08 - 唸るバクテリア"powered by"
つまりなんだ。 マンガからでも「ロックンロール」を聴き取れる人だけがこのマンガを読めばいいんじゃないかなぁ。
0投稿日: 2008.11.06 - 少年"powered by"
浅野いにおの作品を読むと、 普段歩いているはずの武蔵浦和駅からマンションまでの 風景がまるで違って見える。 それは日常というものを少しだけ(新幹線の座席を倒すくらいの、少し) 視線をずらして描いているからだろうか。 僕は多分、日常を日常としてい捕らえる生き方に慣れてしまっていて、 それを無理やり変えようと、必死になって考えて、 考えることがまた日常になり、螺旋状の世界から抜け出せなくなっている。 抜け出せない、その世界をぶち破るのはいつでも芸術とかいう崇高なもので、 芸術作品というものは僕の考えることなんておかまいなしにあっちの世界に 思考をもっていってくれる。
0投稿日: 2008.10.31