【感想】異形家の食卓

田中啓文 / 集英社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • わいわサルや

    わいわサルや

    グロテスク界の王者、田中啓文!!
    今回もどきつい!!グロい描写に
    マジで加減なし!!笑笑
    でも!めちゃ面白かった〜((◍´ᯅ `◍))

    なぜこの本を読んだかと言うと
    僕の友人にグロ極めし友人がいるのだが
    その友人がBest ofグロと言わしめた。
    作品が本作に収録されていると言う事で読む事に…
    正直、読む時に怖すぎて躊躇した事は言うまでもない…だってBest ofグロだぜ……笑笑(; ・`д・´)ゴクリンコ

    よし!
    それでは、作品を紹介していこ〜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

    にこやかな男
    個人的に最強最悪レベルのグロさでした。
    1発目でこのヤバさはやりすぎ笑笑
    本当にしんどかった笑笑
    しかしね…めちゃ笑えるのよ
    ジュサツがかなりウケる!!おすすめの作品です!
    ٩(๑ᵒ̴̶̷͈̀ ᗜ ᵒ̴̶̷͈́)و ̑̑ ✧わぁ~ぃ

    新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け
    これも中々ウケるのだが…マジでキモい!
    なんか…外食する事を躊躇してしまう。
    得体の知れないアイツ…好物がアレ…はぁ…笑笑

    ○異形家の食卓1 大根
    世界一大根が好きな長男、タケルくん
    訛りのクセがつえぇ〜笑笑
    そこまでグロくわない!なんだめちゃ笑える。

    ○オヤジノウミ
    さて、これですよ、Best ofグロと言わしめた
    作品…はっきり言ってマーーーージキモい!!
    なんだこれはと…笑笑
    父と子の抱擁シーンではキモい、ウケる、キモい、ウケる。と感情がバグる事間違いなし!!
    かなりの問題作でした!

    ○邦夫のことを
    ホラー強めな感じでした
    外見は完璧な女性なのだが…性格が最悪
    貪欲、淫乱、傲慢というトリプルスリーな秀子の
    3分クッキング〜


    ○異形家の食卓2 試食品
    長女、ケロヒメはめちゃ大好物があるんだけど
    中々食べられないでいるとヨッキューフマンに
    なっちゃた!そんなところに店員さんから
    『シショクいかがですか?』と言ってくるわけだから食べるよね〜シショク…笑笑

    ○三人
    打って変わってSF作品
    主人公ジロウの朝の日課がアホすぎる笑笑
    やりすぎだろ笑笑

    ○怪獣ジウス
    怪獣の交尾は、圧巻すぎる笑笑
    なんだこれは…とツッコミを入れてしまった。笑笑

    ○俊一と俊二
    ううう…泣きそう…とはならん笑笑

    ○異形家の食卓3 げてもの
    父の出生の話…めちゃウケた笑笑
    とりあえず〇〇〇するのがめちゃウケた笑笑
    マジでつえぇ〜笑笑
    めちゃ面白かったです!!

    ○塵泉の王
    マジで汚ねぇ〜
    旦那を豚扱い、曽祖母のパワハラはめちゃウケる。
    あまりゴミは出さない様に気をつけます!笑笑

    さて読み終わって思う事がありまして…
    それはと言うと途中からこの作品を自然と
    楽しんでいる事に気がついたのです!
    しかも、もうちょいグロくてもいいかなと…
    グロを欲してる自分がいたのです!
    なんとも恐ろしい欲望〜
    田中啓文マジック恐るべし…
    それだけこの作品が面白かったと言う事だろ…
    かなり楽しめた作品でした!!
    しかし一体あの黒い物体はなんだったんだろ……
    ꜀( ˙꒳​˙ ꜀)ウム
    続きを読む

    投稿日:2023.12.09

  • アメマ

    アメマ

    読了後僕は今、非常に清々しいとすら感じている。これ程までに突き抜けて下品で、クセが凄い悪のりグロテスク本に敬服してすらいるのだ。気持ち悪いと一言で片付けてはいけない。SFからホラーまでの要素が入り、ダジャレというエッセンスで味付けされた、なんとも人を食(喰)った見事な悪食本が完成されている。ここではとても書けないエゲつない描写がこれでもか!と徹底的に描かれている。もうホントごめんなさいである。エログロナンセンスの最高峰本は、1周回って最高な幸せ本である。続きを読む

    投稿日:2016.05.13

  • tikuo

    tikuo

    異形つながりで、田中啓文の短編集。良い意味で最悪な読後感。トラウマ系なので、人によっては途中でダメになるかもしれないが、この人はこういうものなのだ。

    とにかく、内臓が飛び散り謎の粘液がほとばしり、もちろん血まみれグチュグチュのヌルヌル系なので、読者は選ぶのだが、筒井康隆のグロ部分を良い感じに引き出したような作風なので、筒井慣れしている人には笑いながら読める。

    ほとんど作品が、タイトル通り食卓や食材に関わるもので、死体を食べるものから謎の生き物と、その(以下自粛)ものまで、まあ食欲が殺がれる事この上ない。

    それ以外の作品も、筒井康隆の影響を受けたワルノリドタバタで、作風だけでなく擬音にいたるまで、見事に筒井流である。マシンガンの音が「ダダダ」じゃなくて「ぷちゅ、ぷちゅ」というところだけ取り上げても、わかる人にはわかる。

    そう思いながら読んでいたところ、どうやら単行本の帯には筒井康隆が推薦文を書いていたそうだ。

    読後感も何もかも最悪だが、この最悪が良いのである。グロ表現に耐性のない人はやめておくか、筒井康隆の短篇で鍛えてから読むべき。そうでない人にはおすすめする。食欲がなくなりますので、ダイエットにも最適かも。
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    投稿日:2016.02.19

  • 3cheers4GIPS

    3cheers4GIPS

    えー、なにこれ?

    最初の1作目ででも、既視感。
    なんだこれ?
    最初はへんなだじゃれが清水義範か?と思ったが、
    過激なグロさと畳み掛けるような勢い‥

    そうだ、これ、筒井康隆だ。

    擬音語と擬態語を振り切れるとそうでもないんだけど、
    「食卓」というだけあって食べ物のグロイ表現がちょっとね。
    筒井ワールドマイナスエロプラス大グロ、ですかね。
    続きを読む

    投稿日:2011.04.03

  • ぱらごめ

    ぱらごめ

    執拗なまでにグロテスクな描写を施された異形生物&カニバリズム。
    そしてクライマックスは必ずダジャレで締める様は、もうむしろ爽快感さえあるのだが、コメントには困る!

    投稿日:2006.10.09

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