【感想】世界遺産ビジネス(小学館新書)

木曽功 / 小学館新書
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • cena24jueves

    cena24jueves

    世界遺産の勉強中なので、内容が古いながらも理解にかなり役立った。続編で開発と保護の関係、その後採用された「アップストリーム・プロセス」や検討中の「プレリミナリー・アセスメント」についても書いて欲しい。

    投稿日:2021.10.13

  • University of the Ryukyus Library

    University of the Ryukyus Library

    https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB19423306

    投稿日:2020.11.02

  • madameassy

    madameassy

    筆者は文化庁文化財部長やユネスコの日本政府代表部特命全権大使を務めた人物で、日本の今までの世界遺産登録に携わってきた人。いわば今までの日本の第一人者ともいえる人物が、世界遺産登録までの、国内のみならずユネスコでの実情について、とてもわかりやすく、良い点悪い点両方とも包み隠さず提示したうえで、これからの世界遺産の展望についても説いてくれて、とても参考になる良書だった。世界遺産検定を受験する人にも参考書になるのではないか。続きを読む

    投稿日:2016.03.26

  • kyuri24

    kyuri24

    著者はユネスコ大使として、平泉、小笠原諸島、富士山の世界遺産登録に立ち会った人物。今年大きな話題になった「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録にも、内閣官房参与として尽力しています。そんな人物が明かす、世界遺産登録の舞台裏。「水面下ではこんなにも各国が火花を散らして駆け引きをしていたのか!」と驚くこと間違いなし。

    世界遺産に登録するって本当に本当に大変なんだなということがよく分かりました。日本で地方自治体とかが「これを世界遺産登録したい」と思ったら、まず日本がユネスコに提出する世界遺産候補のリスト(暫定リスト)に載せてもらわないといけないのですが、まずこのリストに載せてもらうための各種調査などの準備に10〜20年。しかも近年は一つの国が世界遺産候補としてユネスコに推薦できるのは1年に文化遺産・自然遺産それぞれについて1件だけのため、暫定リストへの新規掲載はストップ。いま新たに世界遺産登録を目指すのは至難の技と言えそうな現状があるのです。いざ暫定リストに載り、ユネスコに推薦してもらえてもそこからが一苦労。何千ページにもわたる推薦書の作成、ロビイングなどなど。そうした多くのプロセスを経て、ようやく世界遺産登録となるのです。
    いやー、大変。でもそれだけ大変な思いをする価値があるほど、世界遺産登録っていうのは気持ちの面でもビジネスの面でも大きな見返りがあるのでしょうね。
    続きを読む

    投稿日:2015.09.07

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