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北國浩二 / PHP文芸文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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なぷるぷる
このレビューはネタバレを含みます
マジでやられたミステリ リスト作品 主人公の思考と行動がどうにもついていけない 読み終わってみれば登場人物全員ヤバいやつシリーズ ミステリーとしては、個人的満足度は及第点 ミスリードも楽しいね(特にライブハウスの近所の会社員がおもむろに取り出す釣り糸) 未来志向の結末はまとまってるとはいえ首を捻るね なんせ主人公がイカれてるから無理がある タイトルは良かった reverseじゃなくてre-birth
投稿日:2024.02.09
kuleyon
随分前に買ってあった積ん読を一冊読み終わりました。 やっぱり暇な時は読書に限りますね。 初めて読む作家さんでしたが、 なかなか読みやすい筆致で、サクっと読めました。 主人公がバンドマンで、未来予知…ができてしまうライブハウスの店員と 元彼女の死の際の映像を見てしまうところから始まる 変速型のミステリーです。 超常的な素材を扱っているものの、 それが超常的であることが重要なファクターになっておらず、 あくまでそこで見たヴィジョンを元に 予知された未来を変えようと奔走する、 という点では、SFが好きで無い人でも普通に読めそうな作品でした。 仮に予知された未来というファクターを 別の何かに置き換えても成立するストーリーだったと言えます。 まぁ、人が殺される未来の映像が断片的に見える、 なんてのは置き換えようがないですけど。 途中までミスリード役が居てかき回しまくってくれるので、 犯人の本当の狙いがぼかされるのが 上手いなぁと思わされました。 途中からは犯人役の狙いもわかってしまい、 それが故の行動か、という推測が簡単にできてしまったのは 多少丁寧に伏線を描きすぎのような気もしますが、 ちゃんと腑に落ちる理性的な結末に向かうのは 終わり方としては潔い感じで良かったです。 この作者の他の作品も読んでみたいなーと 思わされる力はある作品でした。続きを読む
投稿日:2017.02.19
kikochan
最初は主人公・省吾のひとりよがりな行動、妄想にイライラする。しかし、元恋人が殺されるビジョンを見てしまってはそれも仕方の無いことなのか。
投稿日:2014.11.15
marine0820
主人公は、非現実的な情報を元に、犯人を追っているため、周りから見るとちょっと異常に見える。ある程度の逆転劇は予想できたが、この結末は予想外。最後には犯人に対する印象がガラリと変わります。決して許されることではないが、愛する人への極限の行動。面白かった。
投稿日:2013.01.25
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