【感想】あとかたの街(4)

おざわゆき / BE・LOVE
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • midnightwakeupper

    midnightwakeupper

    3月19日未明〜名古屋大空襲(第一派)深夜に照明弾を投下し名古屋産業を壊滅させようと計画的に、爆撃目標を定め迎撃(消火活動も)しにくいのなか、「先に木造家屋が燃えやすいようにナパームを散布してから」焼夷弾を雨あられと落としてきた。財産に執着した者は家屋もろとも焼かれた(まるでボンベイの噴火)。あいたちは大八車に乗せて逃げ惑い、火炎大竜巻に巻きこまれなかったのは幸運、大勢の人が避難した場所が全員死亡の惨状。防火訓練(焼夷弾をすばやく処理)も防空壕もマイナスに/生活基盤を失った被災者を出すのが空襲の目的か?続きを読む

    投稿日:2022.03.21

  • ナオコ

    ナオコ

    名古屋空襲、すさまじく卑劣な攻撃に恐怖と怒りで度々本を置いて一呼吸しながら読みました。
    こんな攻撃をなぜ民間を狙って出来たのだろうか。
    戦争は人間1人1人なんてどうでも良いのだな、というのを感じる。

    ミサイルの形状や仕組みもとてもわかりやすく描かれている。
    続きを読む

    投稿日:2016.12.02

  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    帯文(裏表紙):昭和20年3月19日、午前2時すぎ。氷点下4.6℃という寒さの中、ついにあいの真上にやって来た空襲。初期は航空機産業を破壊する目的だった。しかし今、名古屋大空襲は、無差別に市民に牙を剥く――。全てが焼かれ、逃げ場はなく、木村家は乳母車と共に立ち尽くすばかり・・・。

    目次:第22話「炎上」,第23話「火の道」,第24話「無辜の民」,第25話「果ての街」,第26話「思い」,第27話「残夜」,第28話「鎮魂」
    続きを読む

    投稿日:2016.05.16

  • ノーネーム

    ノーネーム

    この感が1番迫力を感じました。生徒隣合わせの中生きるために必死に逃げ続ける。家族の絶対に生きてやる!!という強い思いが伝わってきました。そして、防空壕の中で蒸し焼きになってしまった人々を見て、少しの違いでこうなってしまうのだと感じてゾッとしました続きを読む

    投稿日:2016.04.06

  • asaitatsuya

    asaitatsuya

    名古屋大空襲で逃げ惑う主人公一家を描いた巻。火の海で焼け出された人々のリアルな描写にひたすら圧倒された。

    投稿日:2016.04.01

  • ビルド

    ビルド

    ただ生き残るために。
    ただ祖国のために。
    あの時の人のほうがよっぽど生きているな。
    今の自分は周りに物がありすぎる。選択していかないといけないと思った。

    投稿日:2016.02.17

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