身体の零度 何が近代を成立させたか

三浦雅士 / 講談社選書メチエ
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
0
3
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • シマクマ君

    シマクマ君

     高校の教科書にも乗せられたかもしれない。この国の近代社会の成立を「身体」という視点から解きほぐそうとした、ポストモダンが流行っていたそのころ、もう一度近代を見直そうという画期的な仕事だと、印象深く覚えている。ここから、三浦のダンス、舞踏への執着が始まるのかな?続きを読む

    投稿日:2019.02.12

  • 新垣政人

    新垣政人

     人間の身体とはなんであろうか。それは近代においては、とりもなおさず、「裸で何も塗らず、形を変えず、飾らない人間の身体」を意味する。これを著者は身体の零度という。しかしながら、このような身体は「きわめて後世の一般的ではない文化的成果」の結晶なのである。
     なぜか。初期の人間は身体を素材とし改良することこそが自然であったからである。つまり、現在自然と思われてることこそ不自然であったのである。
     <追記>身体の零度の増幅装置としてレオタードが最も最適な装いであったため、バレエ・ダンスの領域において爆発的に広がったのである。
    続きを読む

    投稿日:2011.01.21

  • はるひなた

    はるひなた

    身体の変容から近代化を語る。

    特に興味深かったのは「表情」の章。
    泣きや笑いというのはそもそも社会から求められているものであり、個人のものではなかったという話。パールバックの「大地」からの引用も面白かった。続きを読む

    投稿日:2010.03.02

  • みのさん

    みのさん

    近代化を「身体」を軸に。

    農耕的か遊牧的かで舞踏が違う話が面白かった。
    全体としては、どこかで聞いた事のあるものが多かったが
    (ナンバとか、軍隊とか工場とか体育とか)
    その流れをまとまったものとして読めたのは良かった。
    続きを読む

    投稿日:2008.07.16

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。