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新津きよみ / 角川文庫 (8件のレビュー)
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林檎飴甘
死んだ兄の代わりに一度は医師になった亮二。 死んだ被害者の代わりに佐智恵のフリをして生きる幸。 事件が一度起きてしまうと、被害者だけでなくたくさんの人の人生が少しずつ狂ってしまう。 犯人は・・・あれで…いいのだろうか? いきなり登場、いきなり死亡、いきなり告白。 何となくすっきりとしない終わり方だった。 ドラマ化されたときは、もっと意外な犯人だったのだけれど。続きを読む
投稿日:2017.02.20
hiromin
このレビューはネタバレを含みます
(ネタバレあり) 途中までは面白かったんだけどな。。 サチさんの産みの母親の行動にはまったく同情の余地はないし、ましてや日本以外で育つのは子供のためにならないという理由で子供を棄てて海外で再婚なんて、本気でそんなこと思ってるなら正気を疑うレベルだと私は思うけど。 血の繋がりだけで才能が遺伝するんだったら、世の中に新しい才能は出てこないっつうの。 あとは個人的に刑事さんとサチさんがくっつくのも気にくわない。 お互いに仄かに恋心を抱きながらもくっつかないでほしかったなあ。
投稿日:2015.12.10
shimasae
2009年に江口洋介さん主演で放送されていたドラマがとても面白かったので 文庫化されるのを心待ちにしていたのですが、気づく事が遅れてしまい本日やっと手に入れ読む事が出来ました。 主人公・郷田亮二が小…学4年生の時に誘拐され殺されたクラスメイト・葛城佐智絵を名乗る『葛城サチ』を巡り大人になった亮二とその周りの人間達が怪しく動き出す。。 ドラマとは大分話が違う事に驚きましたが、個人的にはどちらもそれぞれ別の楽しみ方があり良かったです。 『自分の人生を生きているか』 著者が伝えたかったメッセージを自分なりに咀嚼したいと思います。続きを読む
投稿日:2013.08.17
tanzmaedel
途中から一気に引き込まれてしまった。ほのかな恋心がそこかしこに散りばめられているのが、よかった。最後も、救いようのないものにならず、安心。
投稿日:2011.11.09
akirakira1979
大きな謎が出てきた、と思ったら、あっさり明かされるという展開が何度もあり、あれ~?となってしまった。そういう意味で予想外の展開でした。 割りと勝手に解決してゆくので、気持ちの盛り上がりがついて行けな…いかも。続きを読む
投稿日:2011.07.17
蒼樹
2011年6月26日読了。 以前、フジテレビ系でドラマ化された時から気になっていた作品が文庫化されたので購入(ちなみにドラマは見ていません)。 親の期待する医師への道を捨て、インターポールで刑事の職に…就いた郷田亮二には、小学生時代に同級生の少女が何者かに誘拐され、殺害されたという過去があった。 少女の名は桂木佐智絵。亮二にとって初恋の相手だった。 20年後の同窓会に出席した亮二たちの前に「葛城サチ」と名乗る女性が現れてーというストーリー。 小学時代の同級生や恩師が偶然出会う確率が高すぎるのがちょっと気になるといえば気になるのだけれど、ミステリーとしてとても面白いのでそこは眼を瞑ることにします(笑) 初恋がベースにあるので、切なさがまたいいスパイス。 ドラマは結末も犯人も違うみたいなので、そちらも見てみたくなりました。続きを読む
投稿日:2011.06.26
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