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恩田陸 / 講談社文庫 (195件のレビュー)
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学生時代の同級生だった男女4人が十数年ぶりに会い、『非日常』というテーマの旅を企画する。 行き先はY島。太古の森の中での森林浴。 利枝子、彰彦、蒔生、節子の4人は30代後半で、それぞれ結婚して家族がい…る。 山登りを体験しながら、同級生らしいとりとめのない会話が延々と続いていく。 過去に遡り、そこに何があり何が起きていたのかを探る旅は、ある時ぷっつりと消息を絶ってしまった4人の共通の知人、梶原憂理という美しい女性を浮かび上がらせる。 苦くせつない4人の物語は、これからどこへたどり着くのだろうか。続きを読む
投稿日:2024.04.07
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
同窓生4人で屋久島へGO!バブル世代が、ちょっと仕事に慣れた頃の話なのかなあ。ここにいない憂理を巡って、上巻は利枝子と彰彦の心理描写。憂理の一人劇は本編の要約みたい→憂理がガッツリ登場する本編(麦の海…に沈む果実)から先に読んだほうが本編の謎が謎のままで読めるので、より楽しめるかもしれない。懐かしいなあ屋久島。続きを読む
投稿日:2024.02.26
白虎
男女4人の美しい謎を求めて旅する物語。 「美しい謎」とは?? 上巻の大部分はぐだぐだしていた印象をうけた。 ラストにようやく殺人事件が登場。 真相に儚いと同時に憤りを感じた。 続けて読みたい。
投稿日:2024.01.02
みやも
このレビューはネタバレを含みます
理瀬シリーズを最初から読み返す中で、本作はまだ読んでなかったことに気が付きました。 わくわくして読んでいても一向に理瀬が出てこないぞ・・・?と思っていたら、憂理の話なんですね。 「麦の海~」の中の憂理は、美人だけどあっけらかんとした印象で、あまり謎めいた雰囲気ではなかったのですが、「黒と茶の~」では謎めいた美しい女性という印象でした。 でもそれは、あの学園と理瀨やヨハンが謎めきすぎていたため、憂理が目立たなかっただけだったのかもしれません。 屋久島の美しい自然と非日常感が、参加者それぞれの心の中に眠っていた感情をあらわにするようでした。 読んでいくとどんどんそれぞれの人物の心の中に沈んでいくような不思議な感覚になりました。 上巻では利枝子と彰彦について。 それぞれがその時々の会話などからヒントを得ながら深堀していきます。 この構成になっていると知ってからは、蒔生の話を読みたいなと思っていましたが、彰彦の最後が衝撃すぎて、あっという間に読み終えてしまいました。 今のところ節子には何もなさそう(失礼)ですが、これは期待してしまいます。 下巻が楽しみです。
投稿日:2023.07.20
Tokky
結構前の作品ですが、今更ながら初読み。過去の謎を解きながら現在のそれぞれの気持ちも絡み合うちょっとミステリアスな内容で、下巻も気になります。
投稿日:2023.03.04
ミイ
家庭を持ついい年した美男美女四人組が旅行に行く話。思い出話や日常の謎を語り合う。 こんなのはやましい話に決まっている。是非とも旅行先で悲惨な目に遭ってもらいたいと期待しながら読む。くたばれリア充。 話…の本筋に関係あるのかないのか分からない会話の数々に、何度もドキッとさせられたり興味深々になってしまう。こういうのが絶妙に巧い。これが恩田ワールドというやつか。 物語の内容そのものはどうでもよくなってきて、この会話を盗み聞きしている面白さに浸ってしまった。 くたばれリア充。 続きを読む
投稿日:2023.01.01
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