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響野夏菜, カスカベアキラ / 集英社コバルト文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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うらこ
このレビューはネタバレを含みます
最終巻です。 ダキニアの侵攻は、ゼルイークの活躍で、意外と早期に解決し、そのあとは、ゼルイークが魔王になるかどうかのお話に。 ゼルイークが魔王になれば一番いいというのは、誰もが分かっていることだけど、魔界でエルレインが暮らすことになると、エルレインが死んでしまって友人とは一緒にいれなくなり、ゼルイークのみが魔界で暮らすことになると、エルレインとは生きる時が違ってしまい、エルレインが死んだ後は、ゼルイークはひとりぼっち。なかなかうまくいかないです。 そんな中、エルゼラスによってもたらされた1つの希望は、ちょっと突拍子もないことで、現実的な感じがしませんでしたけど、これを実行。またしても眠り続けるゼルイークは予想していましたけど、ちょっと眠っている時間が長かったかなぁ。10年って。。。おかげでゼルイークとエルレインの年齢が逆転してしまって、ゼルイークが年下になっちゃって、微妙です。 ゼルイークとエルレインの終わり方は、私的にはちょっと納得がいかない感じなんですけど、まあ、アレクセルとオルフェリアのその後が書かれていたのは、よかったです。 このシリーズ、最初はものすごく面白いと感じたのですけど、ちょっと中間で中だるみしちゃって、もうちょっと冊数少なくてもよかったかなぁとは思いました。
投稿日:2012.02.13
bastet
鳥籠の王女と教育係シリーズ最終巻。 何はともあれ、物語を最後まで読むことが出来るのは、確かにしあわせな事ですね。
投稿日:2012.02.04
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