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仲町六絵 / メディアワークス文庫 (10件のレビュー)
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goya626
室町時代のペルシャと日本人の混血の妖術師兼金貸しのムスルとその使え女葉月のちょっと不思議な物語。主従関係なんだろうが、非常に緩い関係でほんわかしているのがいい。インコのタラッサもいいね。刀の精や龍田姫…、海に落ちて死んだ少年の霊の話のそれぞれがわりと面白いよ。ムスリという人物は実際にいたらしい。続きを読む
投稿日:2022.10.06
kou.
思っていたよりも読みやすくてすらすら読めた コラムもついてて理解深まる 続きそうな終わりかただったから出るといいなぁ。
投稿日:2021.10.16
三田主水
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2015/04/post-895a.html
投稿日:2020.02.29
nino0328
再読。 著作を全部読んでいますが、この作者さんの作品は、現代ものより歴史もののほうが好きです。登場人物同士の関係の描き方も、そちらのほうが自然でムードがある気がします。 またデビュー作みたいな作品を書…いてくれないかな。続きを読む
投稿日:2020.01.25
ちこ(´・ω・)
「天竺ムスル」 仕えることになった主人は変わり者で。 どれだけ美しくあろうと、刀として生まれてきたからには戦に出たいと思うのは当たり前なのだろうな。 インテリアとして飾り大切にするのもいいが、その物が…作られた意味通りに使ってあげるのが一番なのかもしれないな…。 「墓所の法理」 死してなお恨みは消えず蟲と体を融合させた男。 騙され殺された時に芽生える相手への恨みは、想像を絶するものだろうな。 蟲に魂を預けてまで仕返しを考えるというのは、流石にやりすぎなような…。 「海とシャルバート」 海に落ちて亡くなった子供の亡霊。 どんな状況であれ、自分の手に負えないであろう物に軽い気持ちで手を出すのはよくないよな。 幼い子供でなくとも、死んだ後幽霊となり現れた自分に対する扱いは中々受け入れる事が出来ないだろうな…。続きを読む
投稿日:2017.09.14
月花
いつか大陸に渡ることを夢見る、青年妖術師・天竺ムスルと仕え女として働くことになった少女・葉月と個性的な周囲の人々、そして、ムスルが関わるあやかし達の物語。 面白かった。ムスルも葉月も、実在の人物。混…沌とする室町時代を背景に、たくましく生きていく人々の様子があちらこちらに見られて。時代の空気を肌で感じられた。 当時の政治や寺の話など、小ネタがいい具合に盛り込まれています。 化け物退治という方向ではなく、あやかし達と会話し、彼らの前に道を作ってやるという感じ。成仏するか、誰かについていくか、新たな道を生きるか。面倒くさいなどと言いながら消してあやかしをないがしろにしないムスルはただのツンデレ(笑) 刀の付喪神?っぽいあやかしもいて、一瞬某オンラインゲームを思い浮かべてしまいました・・・女だったけど。 話が進むにつれて、ムスルが君は甘いと言いながら葉月に心を開いていく様子にもにやにや。 彼らの側にいるタラサもなかなか良いキャラで、有能な突っ込み役ですね!多分にこの中ではタラサが一番強いような気がする。この鳥・・・。 続きがあれば、ムスル激動の生涯、になるのかな?切なくも、ゆるゆると進むのもありだと思うけどれも。続きを読む
投稿日:2015.09.27
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