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李丘那岐, 水名瀬雅良 / 幻冬舎ルチル文庫 (1件のレビュー)
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valancyblue
まずはカバーの印象で、まさかこちらの方が受けるの?!というギャップから思わず手にとってしまいました。 キリッと男前でどちらかというと硬派な印象の若手俳優向井沢頼は現在俳優としての転換期を迎えている。 …一方、演技の実力を持ちながらスター性に欠ける自分の将来に見切りをつけ、今は敏腕マネージャーとして頼を支える事を選んだ鈴木。 この鈴木がスーツに眼鏡がデフォルトの何とも地味な男。 けれどもこの鈴木、真面目な仕事人間仕様は実は演技で、頼のためなら枕営業も厭わない、隠れフェロモン男らしいのです… その二面性をいかんなく発揮して、もっと得体の知れない感じだったら萌え度UPだったのだけども…私的には地味男イメージが最後まで払拭できなくて萌え足らず… 頼はまっすぐで頑張り屋で、見かけによらず純情で甘えたな一面もあり、やきもち妬いたり拗ねたり可愛げのある子で意外と受としてのポテンシャルの高さを見せてくれる。 ドラマ撮影のバックステージや頼の俳優としての成長物語は面白かった。続きを読む
投稿日:2015.01.17
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