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鴻上尚史 / 講談社現代新書 (42件のレビュー)
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Giorno
日本のさまざまな文化が外国人にカッコイイものとして受け入れられている「COOL JAPAN」なる現象を忖度なしの外国人たちと討論しながら掘り下げるBS番組が2006年に始まり10年めに本作が刊行され、…いまだに放送が続いてさらに10年が経とうとしているというネタ切れの無さに驚愕。続きを読む
投稿日:2023.11.04
ぷぅ
読みやすいし、面白かった。 日本で常識と考えられていることが必ずしも世界共通の認識ではないということがよくわかる。 「世間」という言葉が使われていたが、私たちの常識は、単に私たちの周囲で通用する「世間…」の常識でしかないのだ、と思った。続きを読む
投稿日:2023.09.22
mia
観たことがある番組だったし、普通に面白かった。 最後の方の文化とは政府に縛られるものではない、というのが文化に生きる人ならではだなと 比較文化とか人類学の卒論に良いらしいのね。
投稿日:2022.06.05
たお
テレビ番組を通して外国に住んでいるいろいろな人から意見を聞いてきた著者が、日本の何が「クール・ジャパン」とされているのかを語る。 逆に、私たちがいいと思ったり、日本政府が「クール・ジャパン」と推して…いるものが、彼らから見たら意味がわからないものだったりもする。 私たちが思いもよらなかったものから、日本人も納得のものまで、何がウケるのか、これはいつも謎ですね。だからこそ、文化のすり合わせというか、理解を深めていく、広げていくことを、長い目でしていくんだろうな。続きを読む
投稿日:2021.10.24
mizuhoyuda
このレビューはネタバレを含みます
途中まで「クール」な日本の産物を細かに説明していて、「日本サイコー」「やっぱり日本が1番!」的な本かと思っていた。しかし最後の最後で西洋的な考え方・東洋的な考え方という比較観点が提示されていたのと、日本政府によるクールジャパン施策への問題提起がなされていた点が興味深かった。
投稿日:2021.05.29
ましろの庭
外国人にとって日本のクールと思うポイントはどこか?よくある電化製品からなぜか大阪人というものまであって幅広くて面白い。そこにクールと感じるのか〜と納得。 特に印象に残ったのは最近テレビで日本人のすごい…ところとか、外国人が見た日本人の良い印象、世界に誇る日本人や日本の製品!みたいな内容の企画をよく見る。 確かに同じ日本人が活躍しているのを見て、日本人であることを誇らしく思う。だが、それは同じ民族であるというだけに過ぎない。素晴らしいことをした人も素晴らしい商品を開発したのも、その人個人の偉業。ただ同じ日本人であるからという理由だけで私まで誇らしい気持ちになるのはおかしい。 驕り高ぶってはいけないのだ。続きを読む
投稿日:2020.11.09
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