【感想】わが子を「メシが食える大人」に育てる

高濱正伸 / ファミリー新書
(49件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
7
21
13
1
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ブクログレビュー

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  • kuwataka

    kuwataka

    小学校中学年までのお子さんを持つ親に向けた本。以前も高濱さんの著書「子どもを伸ばす父親、ダメにする父親」のタイトルに惹かれて手に取ったが、子供の対象年齢が我が家と異なるので途中からテンションがトーンダウンしてしまった。

    その通りだなぁ、と共感することは書かれてあるけど、お願いだから子どもの対象年齢をタイトルに記載してほしい。
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    投稿日:2023.05.01

  • ajipon1109

    ajipon1109

    5つの基礎能力を鍛える
    ①言葉の力
    ②自分で考える力
    ③思い浮かべる力
    ④試そうとする力
    ⑤やり抜く力

    ①言葉の力
    以下を低学年のうちにやっておく
    聞く力・・・親が向き合って態度で示すことが大切
    す力・・・不必要な曖昧な表現は思考の緩さに繋がる
    言葉というのは自分の意思を表明するときには心の構えでもある
    読む力・・・慢読と精読がある。精読するには親子で音読する。精読ゲームもおすすめ。間違えたら1減点で、何回目でゼロになるかをゲーム感覚でやる。
    書く力・・・作文読む人が理解できる文になっているか、面白く描けるか

    表現の正確性

    表現の豊かさ

    ②考える力
    自分で考えるためにはまず意欲が必要

    問題解決法・・・ファンクショなる・アプローチ


    ■その他フレーズで記憶に残った箇所
    ・話せばわかるという対面重視の姿勢、体罰は絶対にあってはならないという平和的な教育観、誰とでも仲良くしようという開放的な人間観。耳に良い言葉が並ぶが、それだけでは世の中の片側しか写らない鏡を子供に与えるようなもの。
    理不尽なことが多いのが、この世の中。
    社会に出たら、世間の荒波が待っていることを子供にしっかりと教えておくべき。

    ・親の役目
     前向きに困難を乗り越えていく逞しさが必要だと解き続けること。

    ・子供は小中高大とお客様として扱われ、寄生意識を持つようになる。

    ・将来に不安を感じさせる症状は学動機の学習態度に現れる。自分の力で考えようとする思考習慣がついておらず、早く答えを出そうとする。
    親も早く早くが口癖になっていたりする

    ・やらされ感と表裏一体になっているのが、子供の万能感。万能感は親に言えばなんでもやってくれるといういわば甘え。
    万能感は社会に出た途端潰され、仕事でのやらされ感だけ残る。
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    投稿日:2022.09.06

  • noguri

    noguri

    花まる学習会という有名な塾を経営されている高濱さんの本。
    高濱さんの本を読むのはおそらく初めてですが、
    メディアなどの記事を読んで、興味を持っていた人の一人だったので、
    読んでみました。

    全ての著者の意見に賛同できるわけではないですが、
    その通りと思ったり、自分の振る舞いを変えていかないとと感じたこともあり、
    読んでよかったです。

    メシを食っていくために必要な力は、全体的によくまとまっているように思います。

    ①ことばの力
    ②自分で考える力
    ③想い浮かべる力
    ④試そうとする力
    ⑤やり抜く力

    アンジェラ・ダックワースの「やり抜く力 GRI」T※で出てきた「やり抜く力」が5番目に入っていますが、
    著者の意見はそもそもその前提として、
    「言葉を操って、自分で考えたり、想像したり、
    試行錯誤しないとダメでしょ」というスタンスなんでしょう。
    何が一番大事なのかは置いておいて、
    その通りだと思います。

    ※やり抜く力 GRIT
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478064806#comment

    ただ、これからの世の中は、それだけで本当にいいのか?という気も個人的にはしています。
    例えば、山口周さん他が提唱されている課題設定力。
    旗を立てる力と言うんでしょうか、こんな力も必要になってくるかと思います。
    (著者なりの考えでは、②とか③に含まれているのかもしれませんが。。)

    あと、個人的に反省したのは、
    「親は低学年の子の作文には基本的な文法や漢字の間違い以外は口を出すべきではない」というくだり。
    確かに言われてみれば、その通りだし、
    親としてはついつい口を出しがち。。
    この点については大いに反省しました。
    ま、親も試行錯誤しているってことで(許してもらいましょうかね)。。
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    投稿日:2022.01.27

  • まなみ

    まなみ

    自分でメシが食える大人になるためには、10歳までにことばの力、自分で考える力、想い浮かべる力、試そうとする力、やり抜く力を養う必要がある。

    投稿日:2020.08.08

  • mihashih

    mihashih

    このレビューはネタバレを含みます

    将来社会で生きていくにあたり、周囲と対話しながら貢献して稼ぐという目標に向かって、どんな力を身に着けるとよいか、どのように身に着けるかを具体的に実践ベースの知識を元に展開されている。

    1. ことばの力 Words
    2. 自分で考える力 Thinking
    3. 思い浮かべる力 Imaging
    4. 試そうとする力 Trial
    5. やり抜く力 Grit

    4.試す→自己肯定感→5.やりぬく→達成感→次へのチャレンジ精神


    ▼読書メモ
    思考の自走力。思考の内燃機関を作る。

    笑わせようという意識=試す力
    ユーモアセンスは、人を惹きつける+仕掛ける意識をもって仕事に取り組む
    笑い・ユーモアは、人の心への仕掛け。一歩踏み込む。
    「ウケるかどうか、わからないけれど、とりあえずやってみよう」が信条。
    試してみよう。

    お手伝いでは工夫させる。工夫→脳みそが活性化する。
    失敗を織り込んで、任せる。
    家族生活に影響のある重要な家事。
    靴磨きで「思いを込めて磨いてごらん」→脳みそが活性化される

    異年齢の子どもたちの間に置く。→他者貢献したがる。人は貢献したがる生き物。

    ▼トライすること
    ・試す
    ・ざくっと任せて工夫させる(振り返りで質問だけする)
    ・小さな成功を事実として認める

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    投稿日:2020.03.29

  • nomitomo13

    nomitomo13

    子供が自立・自活できる大人になるために必要となる基礎力について書かれた本。

    幼稚園児~小学生を対象とした学習塾・花まる学習会の代表である高濱正伸さんが、10歳くらいまでに育ませたい基礎力(自分で考える力・ことばの力・想い浮かべる力・試そうとする力・やり抜く力)について、本書で詳しく解説しています。

    一番大事なのは国語力(ことばの力)。国語をしっかり学ぶことで、他の科目にも好影響が出てきます。
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    投稿日:2019.11.23

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