【感想】家政夫はお仕置きする

火崎勇, 小禄 / B-PRINCE文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 三条司

    三条司

    1巻目がすごく好きだったので、もったいぶって2巻を読むまで2ヶ月も空けてしまった。

    前巻と同じく、受けの北角くんの一人称で話が進んでいきます。松浦さんに作中でも言われている通り、北角くんは若干アホの子で騙されやすく、しかも相手の良いところばっかりを見るタイプなので、読者目線ではこいつ怪しい、と思うキャラでも北角くんは、きっとこの人も良い人☆と疑わないのが絶妙。そのおかげで北角くんは、まんまといろんな策略に引っかかってくれますし、北角くんが知らない情報は読者にも知らされないので、軽いスリルも味わえます。

    1巻ではもっと厳しかった松浦さんが、北角くんの可愛さにほだされて、2巻ではただ厳しくしようとしている、北角くんにメロメロの人(ただし言い方は偉そう)になってしまいました。後半、「これじゃお仕置きにならない」と笑う松浦さんにキュンときました。
    が。
    あのデートは、それで良いのだろうか。北角くんは松浦さんが好きすぎて、松浦さんから言われる言葉だったらなんでも良いですくらいになってしまっているけれど、客観的に見ると、あんな知識ひけらかしのデート、ちょっと腹が立たないのだろうか。恋は盲目なり、なんだろうか。

    と若干もやっとしてしまいましたが、概ね楽しく気軽に読めました。
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    投稿日:2017.04.15

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