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大槻ケンヂ / 角川文庫 (5件のレビュー)
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そら
『自分の悩みがちっぽけで、ただの通過点なんだと教えてくれた』 大槻ケンヂは小説から知った。確か新興宗教オモイデ教だったと思う。当時10代前半だった私はオーケンの書く文章に猛烈に惹かれ、そこから大本を…次々と買い集め読み漁った。当時は本というものに出会ったばかりで、小説家がエッセイを書くとはまったく思ってなくて、エッセイ風の小説なのか?と思いながら読んだ作品も多かった。その中で「あ、これってエッセイか」と気づかされたのがこの本だった。 自分がちっぽけで恥ずかしくて思い違いをしたただの子供だということを、オーケンはいつも教えてくれる。大人になった今だって間違い続けている私を、きっとオーケンはユーモアを交えて笑ってくれるはずだ。続きを読む
投稿日:2022.07.13
josh kadhara
1990年代後半、ロックバンド「特撮」をやっていた頃の大槻ケンヂのエッセイ集。愚にもつかない話の数々。『直撃! 強くなりたい道!!』に次いで、大槻ケンヂの本を読むのは2冊目。しょうもない話が多いのだが…、幾つか琴線に触れるフレーズがあったので購入。 カート・コバーン 大山倍達 キング・クリムゾン UFO(バンドではなく、未確認飛行物体のほう) 闇部隊 藤原喜明 燃えよドラゴン ノストラダムス フィリップ・K・ディック(サンリオSF文庫) 宇宙人 オカルト など 偏った内容なので趣味が近くないと余り楽しめないかも知れないが、否定でも肯定でもない立場で状況を分析するモノの見方で溢れている。大槻ケンヂ自身が文庫版のあとがきを書くにあたって、当時自分が書いた内容に感銘を受ける始末。コリ固まった頭をほぐしてくれるかも知れない一冊。 猫ではなく、ロバを探しに行こうか。続きを読む
投稿日:2016.07.03
turunokai
ちょっとした空き時間に読むのに最適だと思います。 笑かしてくれて、少し切なくなる。 こんな文章書けるようになりたいなー
投稿日:2011.08.25
ゆきこさん
ラフに読めちゃうエッセイ。特別ファンでもないので今の彼を知らないけど、若さと90年代に溢れてる。これ位はじけてないと人生つまんないよね。恥を笑い恥をかき。
投稿日:2010.10.19
しおぷ
久しぶりに新刊発見!なんてアヤシゲな表紙なんだ…(汗)もちろん即買い!(笑) いやぁ、面白い。今回は「モノを多角的に見ること」を主題において、相変わらずマニアックなテーマを中心に突っ込むと…いうものだ。普段は少し引き気味な印象のあるオーケンも、著書で意見を言う時はゴンノズバーン!とハッキリ言って下さる。ナイス説得力。ふむふむな〜る♪と納得させられること間違いなしの一冊に仕上がっておりますな。続きを読む
投稿日:2006.03.21
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