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白川亨 / 中経出版 (1件のレビュー)
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こまい
新しい説(諌言説や伏見の~)とかは面白かったけど、『~らしい』『○○?』などほわほわした表現が多くてちょっと困惑しました。他の本で読んだ知識も色々浮かんで(例えば小西行長は黒田長政の戦勝報告をちゃん…としてたのに~とか、関ヶ原の時の島津の話もあまり納得いかない……などなど)、疑問がたくさん浮かびました。加藤光泰の件もあったらなと。上杉が裏で徳川と結んでいたのも突っ込んでほしかったです。 総じてよかったけど、最近読んだ戦国系の本では一番疑問が浮かんだ本でした。 個人的には、浅野長政と石田三成は仲良かったみたいに描かれていて新鮮で嬉しく思いましたけど……(二人とも好きなので)行動を共にしてるからといって、仲良しとは限らないと思います;(秀吉は仲悪いの並べるの好きっぽいし) あとこの本を信じるなら、結局豊臣家を潰したのは、淀殿と言いたいのかなと思いました。なんだか武田家の因縁の終わり方に似てますね。 主家を守る為に戦おうとしたのに、その主家に見捨てられた三成が可哀想だと思いましたが、最期を見ると、男らしくすがすがしい感じなので、後悔とかはしてないんだろうなーと思えて、少し救われた気持ちにもなりました。続きを読む
投稿日:2012.05.27
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