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世界の終わりの世界録<アンコール> 3 熾天の女神
世界の終わりの世界録<アンコール> 3 熾天の女神
細音啓、ふゆの春秋/KADOKAWA
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総合評価

3件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで自分しか喋れなかった 関われなかった 精霊という存在。 小さい頃は当たり前に関わっていたけど、 それを役に立てることができなければ 自分しか関われてなければ、それを誰かに伝えることができなかった。 少しずつ精霊の力を借りることができるようになって 初めて周りの大人達にも認められるようになってきたけど、 精霊なのかそうなのかは、自分が言っている以上に明らかにできたわけではない。 そんな自分の中で 初めて 同じ相手と言葉を交わすことができるのって どんな思いになるのだろうか。 言葉は話伝える相手がいてこそ はじめて 言葉として力を持つから 自分だけなら言葉なんてなくても良いのだから 自分が知っていることを 全て出しても知っていてくれる相手との交流 一気に世界が広がるんだろうな

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    投稿日: 2022.02.06
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    独特の世界観設定をうまく活かした話の構成は全巻から変わらず。内容的にも、1冊に収めるストーリーとしてはなかなか濃いものになっている。だた、いわゆる世界を冒険している感じが無くなってしまったのは残念。

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    投稿日: 2015.05.05
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    今回も良質のファンタジーでした。メインは表紙のとおり、フィアと天界関係の話。暴虐だったりエロス要員だったりフィアの魅力(?)満載で満足です。天使のトップも威厳を保つための努力を惜しまないあたり、俗物めいた一面もあって私的には好印象。後半からは「人間」関係の一悶着。“精霊の調べ”、聖女等今後大きく絡んでくるだろう人物も増え、ラストにレンのちょっとした?覚醒とかなり盛りだくさんな一冊だったかと。次は今回大人しかった竜姫・先代魔王も大暴れかな?続きが楽しみです。

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    投稿日: 2015.03.10