【感想】メイン・ディッシュ

北森鴻 / 集英社文庫
(99件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
22
38
26
3
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • サトルルル

    サトルルル

    短編が連なる形式のミステリー。
    2回、3回と読んでいけば、より理解が深まって面白くなりそうな感じでした。
    ネコさんが居候するってのは、リアリティがないかなぁ。。

    投稿日:2024.03.31

  • 橘

    このレビューはネタバレを含みます

    なんて飯テロ…美味しそうな料理のミステリにはハズレがない。面白かったです。
    特別料理の仕掛けも…!
    ミケさんのオリジナルの人がまさかの人物でびっくり。名前が合法的に全て違うとなると、知人が名乗っててもわからないな。お話を全て貫くミケさんの秘密はビターでした。
    紅神楽の面々も面白い人たち。ユリエさんと小杉師匠の夫婦漫才的なやり取りも面白いし、それをにこにこ見てるミケさんも容易に想像できて良いです。
    梅酒、ブランデーと蜂蜜で作るとどうなるんだろ。北森鴻レシピもどなたか。。。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.12.18

  • じゅう

    じゅう

    北森鴻の連作ミステリ短篇集『メイン・ディッシュ』を読みました。
    北森鴻の作品は、昨年11月に読んだ『花の下にて春死なむ』以来ですね。

    -----story-------------
    女優・紅林ユリエが小杉隆一と作った劇団『紅神楽』は、推理劇を得意としている。
    座付き作者の小杉は大の推理マニアなのだ。
    ある雪の日に、ユリエは三津池修と名乗る男(通称ミケさん)と出会い、一緒に暮らし始めた。
    過去の経歴が全くわからないミケさんは、プロ顔負けの料理の腕を持っていた。
    ミケさんと小杉は、『紅神楽』が遭遇する事件で名?迷?推理を繰り広げるが、そんな折り、ユリエとミケさんの生活に大きな変化が訪れる―。
    謎解きの深い味わいが重奏する垂涎のエンタテインメント。
    おいしくてせつない、シャープでトリッキーな連作ミステリー。
    (解説・千街晶之)
    -----------------------

    集英社の『小説すばる』の1996年(平成8年)6月号から1998年(平成10年)11月号に不定期掲載され、『アペリティフ(プロローグ)』と『メイン・ディッシュ(エピローグ)』を追加して1999年(平成11年)3月に書籍化、2002年(平成14年)3月の文庫化に際してさらに『特別料理』が追加された作品です。

     ■アペリティフ(プロローグ)
     ■ストレンジ テイスト
     ■アリバイ レシピ
     ■キッチン マジック
     ■バッド テイスト トレイン
     ■マイ オールド ビターズ
     ■バレンタイン チャーハン
     ■ボトル“ダミー”
     ■サプライジング エッグ
     ■メイン・ディッシュ(エピローグ)
     ■特別料理
     ■解説 千街晶之

    小劇団「紅神楽」を主宰する女優・紅林ユリエの恋人で同居人の三津池修(ミケさん)は料理の達人にして名探偵… どんなに難しい事件でも、とびきりの料理を作りながら、見事に解決してくれる、、、

    でも、そんなミケさん自身にも、誰にも明かせない秘密が…… ユーモラスで、ちょっとビターなミステリ連作集。

    文庫化に際して、新たに特別短編を加筆… さらに美味しくなった、スペシャル・メニューを召し上がれ。

    一つひとつのエピソードは、それほど魅力的に感じなかったのですが、それらが伏線となり、物語全体に関わる大きな謎解きができる… ミケさんは誰なのか? なぜこのタイミングでユリエの元を去ってしまったのか? という謎が解けていく瞬間が心地良い作品でしたね、、、

    物語の中で、リアルな部分と創作部分(作中作の入れ子構造部分)が混在しており、どの部分が本当で、どの部分が妄想なのかが、ややわかり辛い印象でしたが… 読者をミスリードさせるための意図的な演出なんでしょうね、愉しめました。

    各エピソードに登場する料理も美味しそう… グルメミステリでもありましたね。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.03

  • Mai_s

    Mai_s

    くるくると状況が変わって、情報も増えるのに、筋の通ったミステリ。著作を読むのは4冊目。すっかりファンになった。あと、これは自分のジンクス。出てくる料理が美味しそうな作品に駄作はない。

    投稿日:2022.01.03

  • umintyu3003

    umintyu3003

    なるほど笑そこに落ち着かせるのか笑。

    各編もうまく騙されたという感じかな。ラストはさすがにわかりましたが笑。

    投稿日:2021.12.19

  • むん

    むん

    図書館。読もうとすると子ども2人に邪魔されて満足に読めず、断念してしまった。さらっと読むには少し複雑そうなストーリー構成だったので、また別の機会に読めたら。

    投稿日:2021.11.07

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。