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桑原水菜, ほたか乱 / 集英社コバルト文庫 (13件のレビュー)
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総合評価:
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majinglang
炎の蜃気楼 幕末編1 獅子喰らう 300年経つと、主従の関係もだいぶ不健全になってきているようだ。 直江はずっと福井にいればよかったんじゃね?そのまま寿命を全うして浄化すればその後の苦しい思いはし…なくて済んだだろうに。 安田長秀の色部に対する「色部のとっつあぁん」呼びはこの頃にはもう定着していたのね。 読み終わって解せないのが、表紙。あれ、誰よ?手前は直江だろうけど、笛吹いているのは景虎なのか?でも話の中で笛のシーンなんて全くなかった。 さて、1か月かけてミラージュ40巻と邂逅編12巻全部と幕末1を読み終わった。引き続き幕末2を読みたいけど、図書館が休みなので我慢だ。続きを読む
投稿日:2018.12.09
イチカ
このレビューはネタバレを含みます
幕末×ミラージュ。 幕末が好きなので、続々と登場する有名な名前に単純にわくわくしました。 様々な思想が入り乱れて混沌とした時代だけれど、誰もが国を良くしようと奮闘してる熱い時代、そんな世の中にあって生を終わらすことばかりを考えている景虎さまとの対比が切ない。 勤王派の志士の熱にあてられて生きることに少しだけ希望を見出し、また直江と共に歩き始めた景虎さま。 やっぱり前を向いてる時の彼は素敵だなあ…。 なんとなくなのだけれど、夜叉衆はいつの時代もみんな一緒に怨霊調伏をしていたイメージだったので、お互いの所在も知らないままそれぞれの場所でそれぞれの生活を営んでいることに驚いた。 結構、淡白な関係なんだろうか。 夜叉衆は色部さんがいたからかろうじてまとまっていたのかもしれない。 色部さんを軸にして繋がっていたのかも。 まさに縁の下の力持ち。 換生した時期によって宿体に年齢差が生じるの、面白いな。 6歳の直江の頭を撫でる老いた景虎さま……萌ゆる! 直江が側にいると居心地よすぎて自分が駄目になりそうだと感じてる景虎さまだけれど、直江の側にいる時くらいは肩の荷をおろして心を解放すればいいのにな…って思ってしまう。 それが出来ていればこの先あんなにこじれることもなかったんだろうけどね、本当にじれったい2人だこと! 長秀の洋装、お蔦なねーさん、そして景虎さまのためなら何の躊躇いもなく頭を丸め、立場を捨てて景虎についていくことを選択する直江、この人たちが本編の彼らの中身なんだなあ…ってすごく納得できた。 「あなたがこの世に何かを求めてくれるなら。それこそが私の求めるものです!景虎様!」 この直江の台詞がとても好きでした。 本編第1部で荒みに荒んだ直江を見てきたばかりなので、このまっすぐな想い、響いたなあ…。 時代の変遷を肌で感じながら長きを生き続けてる夜叉衆の苦しみ、本編よりも過去編の方が生々しく伝わってくる。 読んでよかった。
投稿日:2014.06.20
yanbararu
幕末編。 邂逅編を読んでいて思うのが、勝長さんがいつもモテモテ、という点。 オッサンキャラには、色っぽいおねーさんがなびくのか。 羨ましい(笑)。
投稿日:2013.05.25
kaizen
桑原水菜のよいところは後書きが読みやすく、分かりやすい点です。 なぜ,幕末かという問題に丁寧に答えている。 また、本書は雑誌への連載だったそうですが、 読者からの史実に対する指摘を受けて、加筆しているとのこと。 雑誌があれば、比べて読むと面白そうです。 後書きは、本当に素直な文章で、内容が気に食わない人でも懐柔されてしまいます。
投稿日:2012.03.10
angie
1月10日読了。購入。おいしいものは後から食べちゃう!にしても遅すぎる。景虎様と直江、やっぱり大大大好きだ!
投稿日:2012.01.10
ひつじ
炎の蜃気楼幕末編。 本編を途中で挫折したのでどうかなぁ・・・と思ったけれど、丁度『龍馬伝』に重なる部分があり、面白かった。 いつでも直江さんは直江さんで、千秋は千秋である。 何故か、安田長秀だけは…現代名だ・・・続きを読む
投稿日:2010.09.29
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