【感想】不作法のすすめ

吉行淳之介 / 光文社文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 2.0
0
0
0
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • tikuo

    tikuo

    芥川賞作家の、その小説のネタとなった色ごとについての昔語り。赤線が有った頃の話のみなので、武勇伝のように語られるわけだが、見た目通りガツガツしていないのでサラリと読める。ただ、全編に渡り、言ってしまえばシモ・エロネタなわけで、あまり中学高校生に薦められるものではない。体験だけ有って生々しいものが有り、最近の作家の「想像で書いた」ものとは臨場感が違うことには納得させられる。ただし、内容自体もそうだが、文章にもスラング、そのセカイでの述語が多用されるため、個人的には少々辟易とさせられた。ツウの人たちには「そういうところが良い」と言わせるのかもしれないが、そういう粋がりは嫌いである。
    最後の方では、エロ関連も文学的な言葉で納めていて好感が持てた。慣れてきただけかもしれない。
    続きを読む

    投稿日:2013.03.23

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。