【感想】スノーホワイト

森川智喜 / 講談社文庫
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
4
6
11
3
0

ブクログレビュー

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  • Bookrium

    Bookrium

    質問すれば事実をベースに答えを教えてくれる魔法の鏡を持つ探偵という設定のファンタジーミステリー。
    いきなり事件の真相が分かり、真相に辿り着いた推理の過程を後付けで考えるという逆転の発想は面白いと思っていましたが、後半はその鏡の性質をどう上手く利用するかという方向に変わっていき、理屈のこねくり回し方がだんだん面倒になってきた。
    探偵が中高生という無理な設定などは特定の若者層に向けた作品という印象で、三途川の捻じ曲がった性格が気持ち悪い。調べてみると彼を主人公にしたシリーズがあるようですが、読むことはないと思います。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.28

  • さな

    さな

    キャットフードに続く2作目。ここから読んでも問題はないけど面白いから順に薦めたい。
    最初はあ〜こういうファンタジーミステリ短編集ね、ってそれなりに満足してたのがどんどん加速ついて面白くなってよかった。次も読む。続きを読む

    投稿日:2023.07.04

  • りーり

    りーり

    なんでも教えてくれる魔法の鏡を使って事件解決!? 論理や証明は後回し、真相を先にどうぞ!!
    そんな少女探偵の鏡と命を狙う輩たち、何でも分かる鏡VS何でも分かる鏡の結末は・・・?

    白雪姫のモチーフを取り入れた軽い語り口のファンタジーミステリ、事件を解決する話ではなく鏡を持った相手に対してどう挑戦していくかが肝になっている物語。 短編気分で読めるライトミステリになっている。続きを読む

    投稿日:2023.03.02

  • 馬南神空

    馬南神空

    特殊設定もここに極まれりみたいな、おとぎ話(?)ミステリ。とはいえ、作者さんのやりたいことは、尋ねれば犯人も犯行方法も教えてくれる反則アイテムがあっても、論理も名探偵も死なないということのようだ。極悪人名探偵の三途川が見せる、魔法の鏡のかっとんだ使い方はディズニーアニメなんかに環流したら面白そうな気がする。続きを読む

    投稿日:2022.08.05

  • くるり

    くるり

    正直好きになれるほど魅力的なキャラクターがいない。発想は面白く、解説にもあるように複雑な推理を好まない小説離れしている人にはスムーズに読めるだろうが、それだけな気がする。ドタバタの勢いだけで進む話は活字で読む魅力をあまり感じない。アニメなどの映像が有ればもう少し魅力が伝わるかも。続きを読む

    投稿日:2021.09.27

  • mnmiele

    mnmiele

    童話がどう絡んでくるのか期待しすぎたのかもしれない
    ミステリーとして読むのではなく、ドタバタ劇場のような物語に加えてミステリー要素という感覚で読めば面白い

    投稿日:2020.09.14

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