【感想】第七官界彷徨・琉璃玉の耳輪 他四篇

尾崎翠 / 岩波文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • みつき

    みつき

    当時の風俗を濃厚に反映した作風。特に精神分析の題材が多いです。阪東妻三郎プロダクションの公募に応じて書かれ、選ばれることのなかったシナリオ草稿『瑠璃玉の耳輪』は、カメラでとらえる光景を意識して書かれたことがよくわかる内容と語り口です。続きを読む

    投稿日:2022.06.19

  • 夜田わけい

    夜田わけい

    確実にモダニズムの作家に類すると思うのだが(特に「瑠璃玉の耳輪」)、どの作品もうまく表現できない魅力に満ち溢れている。

    投稿日:2021.10.09

  • popcherry

    popcherry

    タイトルを見て、わたし好みかもしれないと思って読んだ。
    読み始めて思ったのは、つまらないなぁ、と。
    いつ面白くなるんだろうと思いつつ、読むペースは衰えず。
    読み終わって初めて、これもの凄く面白かったんじゃない?と思った。
    つまり、わたし好みだった。
    続きを読む

    投稿日:2017.07.17

  • yomituku

    yomituku

    なかなか古い文体で読みにくくはある。
    ただ、昔の作品にしてはユーモアが
    あって面白い。

    少し読むのはきついかも。

    投稿日:2017.02.18

  • こっこ

    こっこ

    苔文学として紹介されてたので気になってたけど、ずっと読めてなかった本。これも入院に。
    なんか終始ふわふわしてて、でも乾燥してないというか湿気を帯びてて、話も起伏なく淡々と綴られ、あぁだから花粉というか胞子ぽいのかも。

    何人もの人が少女漫画のようと言っていて、ほんとそんな感じ。昔の少女漫画。
    うつらうつらしながら読んだからというのも手伝って、捉えどころのない、だからと言って全然つまらない訳ではなくて、読みながらあちこちたゆたってしまうような。
    目に見えない重さのないものに浸かっているような、不思議な本。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.17

  • 淺野 昌規

    淺野 昌規

    「毎日新聞」(2014年7月6日付朝刊)で、
    荒川洋治さんが紹介しています。
    (2014年7月7日)

    投稿日:2014.07.07

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