【感想】ドッグ・ラン!

樋口明雄 / 講談社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 犬文庫

    犬文庫

    横浜ベイサイドを舞台に、貧乏探偵コンビと愛犬マーロウが、ヤクザ、警察、チャイニーズ・マフィアのアンダーグラウンドの抗争に巻き込まれる、ジェットコースター・アクション小説。第2回エキナカ書店大賞を受賞した『ミッドナイト・ラン!』に続く、横浜事件シリーズ第2弾。

    定食屋の横にあるコンクリの階段を上り、探偵社の名を書いた磨りガラスがはまったスチールドアを開くと、とたんに甲高い声がして、白茶の毛むくじゃらの中型犬が足許にじゃれついてきた。
    P24より
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    投稿日:2018.02.14

  • みかりん

    みかりん

    前作「ミッドナイト・ラン」に続く、B級エンタメハードボイルド。

    『K&T探偵社』の鯉沼、鷹羽コンビ。女に騙され、爆弾を巻かれ、銀行強盗をやらされる羽目になる。そんな二人を追うのは警察、やくざ、そしてチャイニーズマフィアに伝説の殺し屋とオンパレード。更にその舞台はヨコハマ。登場人物、ストーリー展開、どれをとっても、懐かしの刑事・探偵ドラマのよう。アブデカ大好きだった私には堪らん設定でした。勿論、リアリティなんかそっちのけで、ハチャメチャなのは分かっているんだけど、このハチャメチャ感を徹底してこそのエンタメ作品。恐らく映像化はもう無理であろうこのハチャメチャ感を、せめて文字で読ませてくれたっていい。こっちは勝手に、大好きだったキャラの演者に置き換え、脳内映像化させてもらうから。その映像化を容易に可能にしてくれる、見事な描写でした。続きを読む

    投稿日:2015.03.20

  • 講談社文庫

    講談社文庫

    横浜関内で貧乏な探偵稼業を営む鯉沼(こいぬま)と鷹羽(たかば)。酔いつぶれて目が覚めた二人の首には爆弾が巻かれていた。銀行から一千万円強奪しなければ四十八時間で爆発すると脅迫する謎の男。しかたなく銀行を襲った二人は警察とヤクザに追われるはめに。事務所の忠犬マーロウ&探偵コンビの痛快大活劇。〈文庫書下ろし〉続きを読む

    投稿日:2015.03.09

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