【感想】インターネット的(PHP文庫)

糸井重里 / PHP文庫
(54件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
9
26
10
0
0

ブクログレビュー

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  • pa-yan

    pa-yan

    このレビューはネタバレを含みます

    通勤にはいつも二冊本を持っていきます。
    小説とそれ以外の二冊を
    気分や疲労度合いで読み分けてます。
    疲れてて頭が働かないときは、小説を読んでます。
    本書は、朝の出勤時間(一番頭が元気なとき)に読んでました。

    きっかけは、たまたまYouTubeで糸井さんのインタビューを見て、久しぶりに糸井さんの言葉を読みたいと思い。
    -------------------------
    まるで、予言の書!
    話題の名著、文庫化
    -------------------------
    2001年に新書で出版されたものが文庫化。
    インターネットがもたらす効果と、周辺について。

    面白かったのは
    消費にもクリエイティブが必要ということ、
    リンク・フラット・シェアな考え方、
    なんだかんだ言っても源氏物語の時代から
    人の感情って変わらない部分あるよね、ということ。

    正直、糸井さんの言葉って
    抽象的だったり、こーゆーこと?と考えながら読むので
    私的にはパワーを使うのですが、
    久しぶりの糸井さんの言葉を感じられる嬉しさが強かったです。

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    投稿日:2024.04.08

  • osugis

    osugis

    糸井さんの考え方は本当に面白い。

    予言の書!と言われるように、今の世を表しているような本。2001年に書かれたとは思えない、先を見据えた本でした。

    インターネット的という考えは面白く、そういう発想があるのかと。
    言語化出来ないようなイメージをインターネット的という言葉で表現するところが流石なんだよなぁ…と。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.21

  • フユキ

    フユキ

    このレビューはネタバレを含みます

    インターネット的、とは
    インターネットという、フィルターで、
    物事がどう変わるかを書いた本。

    秀逸なタイトル。

    低く価値を見積もられていたモノが発掘されたり、
    多様性や、勢いが重視されたり、
    色々なもの見つかるパンドラの箱と表現されたり。

    でも、インターネットを使うハードは、
    結局は人のからだ。

    本当の意味での豊かさは、体が資本であることには変わり無いだろう。

    コンテンツが増えるので、消費する側にも優先度を意識する必要がでたり、消費者にもセンスが求められる。

    古い本とは思えないほど、インターネットを言い当てている本でした。

    糸井重里さんの、他の本も読みたくなりました。



    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.02.01

  • ikki1982

    ikki1982

    20年以上前にネットに関して、これだけのことを見抜いていたのは、さすがです。
    この本に書かれている「クリエイティブな消費」は、現在では、より進んで現実化してきているように思います。

    投稿日:2022.11.19

  • よーてん

    よーてん

    インターネットそのものについてよりも、インターネットをめぐって広がりつつある「インターネット的」な思考の様式や社会のあり方、人間関係について語った本。
    読み始めたとき、これはマクルーハンの言う「メディアはメッセージである」の糸井重里ヴァージョンなのかなと予想した。始めの方で、インターネットと「インターネット的」の違いを、モーターとモータリゼーションの違いになぞらえて説明しているところがあって、そうそう、マクルーハンも蒸気機関車の例を出して、メッセージを運ぶメディアがそもそもメッセージでもあると述べていたな、なんて思い出していた。
    でもこの本はマクルーハンの主張とは違う。「インターネット的」はじつはインターネットがなくても成立する、というのが、思わず膝を打つ、糸井氏のユニークでオリジナルな指摘。つまり、情報社会に親和性の高い、「インターネット的」なものの考え方や仕事のやり方というのは、じつはインターネット以前にもあって、それがインターネットの普及とともに顕在化したり、促進されたりして、今という時代、これからの時代が、できている、できつつある、ということ。
    キーワードは、リンク、シェア、フラット、グローバル。それを糸井流に要約すれば、“Only is not lonely”。
    情報社会の文化を考えるうえで示唆に富む1冊。
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    投稿日:2022.09.07

  • にら

    にら

    コピーライターとして超有名な糸井重里さんが『ほぼ日刊イトイ新聞』をインターネットで始めて、従来のメディアとインターネットの違いをわかりやすく書いた本。
    オリジナルの新書版は2001年の出版だが、2014年に文庫化された際に、『続・インターネット的』が追加されている。
    人々の暮らしに欠かせないインターネットの特性とその在り方を、稀代のクリエーターがいち早く言及し、警告した良書。
    続きを読む

    投稿日:2022.02.03

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