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九號 / RuTiLe (1件のレビュー)
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ざじ
痛みの描写は作家さんでそれぞれ違うが、九號さんの痛みの描写は、じくじくしている傷を見て痛がる感じがする…それは、まだ濡れている傷が爪で引っ掻かれそうな痛さと怖さに似てる気がする。もう抉らないで…と言う…感じ。他紙で描かれている『空をだいておやすみ』の痛さもそんな感じがする…痛みの種類って、論理で語れないもんがある。作家性として理路整然と述べられないし、読者がそう捉えるだろう、と意図して作家さん自身が意識して身に着けていったものでもないんじゃなかろうか。あくまでも感覚的なもので。作家さんが意図してないとこで読者がそう感じてるんじゃないかなぁ。続きを読む
投稿日:2013.08.24
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