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池上永一 / 角川文庫 (95件のレビュー)
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総合評価:
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izzy
このレビューはネタバレを含みます
龍の子よ、王国を抱いて翔べ! 側室として首里城に返り咲いた真鶴に懐妊の兆し!? 一人二役の二重生活も、いよいよ限界か。否応なく押し寄せる列強の足音と、近代化の波。王国滅亡へのカウントダウンか……。琉球ロマン、いよいよクライマックス 真鶴が兄の代わりに温寧と性別を偽り、王宮で政治を司るようになったところから始まった物語。時には、朝薫と協力したり、嫉妬ゆえの裏切りに会ったりしたものの琉球王国を守るために奔走して行った。その過程で、王の側室になってしまい、子を宿し、母になったことで温寧の信念も変化していく。そこがこの本の面白いところであり、読み応えがあった部分でもあった。
投稿日:2023.10.19
ayaing
信念を貫くことはエネルギーを生み出す。不自由な世間の中で輝いた強い女性たちの物語。いろんな強さがあった。決して諦めずに前を向いて生きようとする人の強さに心を打たれる。
投稿日:2023.09.06
近藤真弓
久々に読んで、泣きながら読みました。 また昔とは違った読み方ができてるんだな。 女に戻った真鶴の生き方、そして朝薫。 ふたりの生き方の違いが鮮明に描かれていて、そこが昔から大好きです。 また時間を…おいて読みたいな。続きを読む
投稿日:2023.06.23
meg0130
終わった… 満足しました。 最後の最後、「女はこうあるべき」というメッセージを感じましたが…でもそれでもこの世界観を味わわせてくれてありがとう。 また沖縄に行きたいなぁ。いや、琉球へ。
投稿日:2021.09.23
shilvio
東京に住みたくないと思い、沖縄に半年住んでいた際、2011年7月に入院してしまった。その時読んだ本。 真鶴が男性として王府に入る設定がスリリングで、波乱万丈な人生に引き込まれた。 琉球文化や王朝につい…て知ることもでき、とても面白かった。(2021.9.7) ※2017.5.6売却済み@BookOff続きを読む
投稿日:2021.09.07
縹リツ
題材はとても興味深かったけど、途中のノリに意識が離れて、終わってみれば序盤が一番面白く感じたかも。題材は興味深い。
投稿日:2021.06.26
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