【感想】楽園(ラック・ヴィエン)

岩井志麻子 / 角川ホラー文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 2.6
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ブクログレビュー

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    夏になると、志麻子さんの本を読みたくなる。
    なんとなく気だるくて、むっとしたにおいのするような雰囲気、さらに軽いホラー、怪談要素がまたいい。

    投稿日:2012.08.13

  • ao-neko

    ao-neko

    官能ホラー、ってことだけど。……ううむ、いったい何が怖いんだろう。
    ちらちら出てくる亡霊が怖い。生きた人間の情念も怖い。ラストのオチが怖くて、それをさらっと語ってしまう語り口がまためちゃめちゃ怖い。とにかく、全部怖いかも。薄っぺらい(物理的にね)一冊のわりには中身がとことん濃いなあ。
    でも一番怖いのは、こういうものをすらっと書けちゃうこの人だね(笑)。「恋愛は、最初から地獄にあるのよ」だなんてさすがは志麻子さん。なんとも素敵な邪悪っぷりです。
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    投稿日:2009.12.29

  • xmayumix

    xmayumix

     ベトナムを舞台にした、官能ホラー。
     新刊で出た時に買わなくて、今回古本屋でゲットしたんだけど、読み終わってなぜ新刊で買わなかったか思い出した…。
     読了後、ふーん、で終わるって感じなのだ。
     官能の部分もねぇ、たしかにやってばっかりいるんだけど…。なんつーか、私は古い人間なのか、やらないエロティシズムの方が感じるですよ。即物てきなのは、どうも…。
     もっとも、岩井志麻子自身が、去年のこのミスに「多作だったけど、岡山に多作貧乏って言葉があるぐらいで…」って言ってたからな。へんに納得してみたりして。
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    投稿日:2009.11.23

  • るぅ

    るぅ

    官能ホラー。ホラー?
    う〜ん。不思議な雰囲気は出ていました。
    どれが霊で、どれが霊でないのか・・。
    見えているのか、見えていないのか・・。
    めちゃくちゃ薄い本なので、1時間かそこらで読み終わります。
    オチ・・読めちゃいました。続きを読む

    投稿日:2007.10.10

  • ■蛇女■

    ■蛇女■

    ジャンルはホラーなんだけども、ぜーんぜん怖くもおもしろくもない。
    またまた、ベトナムの男と寝るっつー話。

    投稿日:2007.03.27

  • konnok

    konnok

    岩井志麻子の楽園(ラック・ヴィエン)を読みました。チャイ・コイと同じようなベトナムを舞台にした官能小説でした。最後にホラーの味付けがしてありますが、ほとんどは日本の女性とベトナムの若い男性が愛し合うという物語でした。ちょっと、食傷してしまいます。続きを読む

    投稿日:2006.04.08

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