【感想】死線世界の追放者

ミズノアユム, カスカベアキラ / 富士見ファンタジア文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 永杜

    永杜

    敵に敗れ、回復しつつ眠りについた男が目覚めたら
    それは平和になった10年後の世界、だった。

    倒した側、ではなくて、倒れた側、という主人公。
    ヒロインとどっこいどっこいな視点なので
    どっちが主人公? と言われると、どっちも??
    混沌とした世界を取り戻そうとして、次に平和を招いた
    女王を倒そうと、突き進む男。
    で、うっかり連れてきてしまったというか
    いたから情報を摂取しようとした彼女に
    情が移ったのか、守るべきものになったのか。

    ツンツンツンデレ、みたいな男です。
    途中で合流(?)する事になった敵の拾い子も
    すごい決断力です。
    自分が正しいと思う道を選択するのは、葛藤と
    ものすごい勇気がいりますから。

    別に悪の部分が引っ込んだ、というわけではなく
    自分の信念で動きました、という感じです。
    これがほだされて、とかになってくると
    白けてくる気がします。
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    投稿日:2018.04.11

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