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大崎善生 / 角川文庫 (43件のレビュー)
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総合評価:
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planets13
あまりにも辛く哀しい物語。由香の選んだ道も、由布子のたどった道も、どちらも悲痛に満ちている。確かに愛し合ったことが、あるいは自分を守ってくれたことが、その過去だけが頼りだったその最期は本当に山手線を降…りるようなものだったのだろうか。続きを読む
投稿日:2023.12.24
rock-english
ツェッペリンからタイトルを取った。三角関係の末、どうしようもなく悲惨に終る物語。こうなる前になんとかならなかったのか…とも思うけれど、どうしようもないことって、確かに、あるよなあ。
投稿日:2016.03.19
tosyutosyu
勝手な男の話。 疲れている時に読んだからか、それとも私が女だからそう感じてしまうのかもしれないが、すごくイライラさせられた。 私には合わなかった。
投稿日:2015.05.16
saya
このレビューはネタバレを含みます
ハードカバーにて既読。 http://booklog.jp/users/huitaine/archives/1/4048737899 何度読んでも感じるのが、透明感だ。 浮気。三角関係。痴情のもつれ。第三者が一言で表現するなら そんなような内容になってしまうのだろうが、そんな下品な話ではない。 それは、登場人物たちみんなが、それぞれに必死で生きているから 美しく感じさせるのではないかと思う。 けして明るい話ではないのに、暗い気持ちにならない。 会話をすることが、どんな些細なことでも楽しかったり 別れる前は楽しかったはずのことが 見るのも辛いものになってしまったり 誰でも経験のあるようなことが、丁寧な言葉で綴られている。 一方的ではなく、影響を与え合う関係に憧れる気持ちに共感した。 別れるということが自分の人生を否定することだとは、私は思わない。 自分の人生の過程であって、それはけしてまっすぐではないはずだ。 何度もレッカーをされてしまうこと、美術館のシーン、 コインランドリーでの会話など、とても印象的だ。 多少事実ではこうはならないだろう、と思うところも無いではないが 丁寧な心理描写が優る。 読後に複雑ながらも温かいものが残る小説。
投稿日:2014.02.10
mynicole0906
携帯電話がなく、連絡の手段は電話だけ。 もちろん私の恋愛時代も当然そうだった。 この時代、電話が鳴ると、心がときめいた。 ただ、この物語はときめきと恐怖が隣り合わせのベルの音…。 主人公が昔の彼女と新…しい彼女の間に板挟み。そしてはっきり気持ちを伝えないために、彼女たちは心を病んでいく。 人間の精神なんて、ちょっとしたバランスを崩したのをきっかけに、どんどん崩れていくんだと、この二人の彼女を見て、そう感じました。 ラストはさすがに涙した私。 こんな恋愛もあるんだと、そしてこんなに人を想うことが重いことだと…。続きを読む
投稿日:2013.11.14
ねね
切ない3人の恋。 三角関係から成る見えない負の連鎖と、一向に終わることのない病的な主人公の献身ぷりが、本当にいたたまれない。 ここまでして一体何がこの人たちのプラスになるんだろうかと、すごく疑問に思う…ほど、ある意味異常なほど。 こういう愛の形もきっとあるとは思うけど、現実はとても辛いはず。 たまに比喩表現が突飛なのもあるけれど、切ないラブストーリーとしてはありですね。続きを読む
投稿日:2013.10.07
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