【感想】99%対1% アメリカ格差ウォーズ

町山智浩 / 講談社文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ykikuchi

    ykikuchi

    "アメリカの大統領選挙を軸に、アメリカの人たちがどんな行動をとっているがよくわかる。
    共和党と民主党の主張の違い、政治家の品格などを知ることができるのが本書。

    アメリカという国を知る一助となる本でありながら、楽しめる本。"続きを読む

    投稿日:2018.10.28

  • hokkaido

    hokkaido

    戦う映画評論家である町山智浩が、2009年のオバマ大統領就任から2012年夏までのオバマvs共和党ティー・パーティの戦いを、カリフォルニアでの生活をベースにレポートしたコラム。

    共和党のティー・パーティがいかにハチャメチャな存在であるかというのを執拗に、かつ適度なツッコミを入れながらまとめており、当時の雰囲気を面白可笑しく、かつうすら寒くなりながら知ることができる。

    2017年4月という時勢において本書を読むと、昨今の「オルタナティブ・ファクト」の問題は、既にこの時期から顕在化していることがよくわかる。病巣は根深い。
    続きを読む

    投稿日:2017.04.16

  • jixisan

    jixisan

    町山智浩さんによるコラム集。本書は2011年前後のオバマ再選あたりの話になります。

    2011年といえば日本では東日本大震災でてんやわんやだった時。その間アメリカでは大統領選でてんやわんやだったんですね。

    アメリカ=素晴らしい国という意識が強い我々日本人にとってこのコラム集は衝撃が強いと思います。世界の国の事情がわかれば自国の見直しにもつながる。

    アメリカという大国の抱える問題は決して対岸の火事ではありません。
    続きを読む

    投稿日:2016.11.16

  • iyoharuka13

    iyoharuka13

    日本のメディアが報じない、アメリカの富者と貧者の壮絶な内戦を米在住の著者がレポートする、雑誌『クーリエ・ジャポン』連載コラムをまとめた一冊。
    日本も問題だらけだけど、アメリカも大概だなあ。貧富、人種、宗教などさまざまな壁が問題をややこしくしている。なのに民主党と共和党の二大政党で成り立つというのも不思議な気がする。続きを読む

    投稿日:2016.10.30

  • 権太

    権太

    このレビューはネタバレを含みます

    2016/3/21 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2017/5/29〜6/1

    2009年のオバマ大統領の就任から2012年の夏までにアメリカの政界で起こった出来事を、町山さんらしい視点で語った本。クーリエ・ジャポンに連載されていたらしい。現在、トランプ大統領がトンデモナイ、と言われているが、本書を読めば、それは今に始まったことではないのがよく分かる。宮崎哲弥さんの解説も必読。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.03.21

  • totssan

    totssan

     オバマ政権前後のアメリカの政治状況と、ティーパーティと呼ばれる集団の活動等について詳しく知ることができた。わかりそうでようわからん彼国事情を、政治視点でわかりやすく説明してもらった。
     これは本当なんか?と思うようなくらい発想が違うところが、解説者のコメントにあるように、たしかにあると感じた。目標が何かずれているということか。おなじく解説者曰く、転ばぬ先の杖として理解すべし、とあるが、日本もすでに二の舞?になってたりして。今後2010年前後のアメリカ風になっちゃったりして・・・続きを読む

    投稿日:2014.10.20

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