【感想】お坊さんが教える心が整うそうじの本

松本圭介 / ディスカヴァー・トゥエンティワン
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
10
8
11
3
0

ブクログレビュー

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  • あぽーーーーん

    あぽーーーーん

    整いました、、、

    読んでるだけで、背筋が伸びるような、
    素晴らしい本でした、、、
    掃除の仕方というよりも、
    掃除の心構え、という内容

    モチベが下がった時に、
    何度も読みたいと思う、本当に良い本だと思います、、、!!続きを読む

    投稿日:2023.08.31

  • あやのゆ

    あやのゆ

    お坊さんの生活を垣間見られる一冊。

    お寺での生活は究極のミニマムライフだと思う。

    そんな生活を自分はできない!と思ってしまうけれど
    部屋を片付けるとか掃除をするとか
    できるところを少しずつ取り入れていくことで
    心も体も健やかになっていくのかもしれない。

    欲を追いかけることは、刺激的でとても楽しいけれど
    心も体も疲れてしまうから
    自分にとって良いと思うものを少し。

    最小単位のSDGsは、ここから始まるのかもしれない。
    続きを読む

    投稿日:2022.04.06

  • じょなさん

    じょなさん

    整理整頓を学びたくて読みました。身の回りの汚れは心の汚れなので日々綺麗にしておくことが穏やかに生きていく秘訣なのだと思います。また、必要なものを必要な分だけもつことや良いものを長く使うことでものを大切にする心を養うことが大切だと思いました。続きを読む

    投稿日:2022.01.28

  • bookworm

    bookworm

    このレビューはネタバレを含みます

    自分用メモ
    煩悩を掃き清めるように、ちりを除く。執着を削ぎ落とすように汚れを磨く。隅々まで丁寧に掃除する時間は充実したもの
    掃除とは汚れたからするのではなく、こころを磨く「修行」
    自分を取り巻くものや人が自分を作っているため、何が大事かごみか決められるものではない
    使ったものはその日のうちに元通りに戻す
    掃除の前には窓を開けて空気を入れ替える
    掃除=自然とのコミュニケーション
    こころの汚れは放っておくと落ちにくくなるため、翌日に持ちこさずに1日1日大事に
    水や調理の工程を減らすには料理全体の工程を常に考え、無駄な工程を減らすこと、そして、空き時間に洗い物を済ませ手際良く片付ける
    手洗い場こそその家の顔が見える、しっかり掃除する
    トイレは一息つける場所であると同時に適度な緊張感のある清潔な空間であるように
    風呂場のように命の基本である水に関わる場では本能が出やすい場所だからこそ丁寧に掃除することで自然とこころが整う
    体を雑に扱えば心の垢も落ちない
    水場をきれいに保つことは自分のこころをダイレクトに磨くこと
    洗濯など手間を抜くと増長していきこころの歪みにもつながる
    洗い物は溜めない、毎日洗いすぐに干す、見た目もスッキリし、衣服も少なくて済む
    衣替えしない=こころを入れ替えるタイミングを失うこと、一年をメリハリのない年にしてしまう
    人は食べなければ生きていけず、食べ物を入れる器は命を支える大事ないれもの、丁寧に扱う
    一つ一つのものにきちんと向き合う=所作に現れる、食器を落とすことは大事に扱っていない証拠
    新しいものばかり追いかける人生は煩悩の言いなりで自由を失っている、限られたもので発想豊かに楽しむ人こそ真の自由を知る
    ものがありすぎて整理できないのは心の乱れがある証拠
    きれいに磨き上げた瞬間から汚れは積もり始め、「今」という瞬間が心から離れてしまう、だから掃除する
    汚れや散らかりは空間の空気に表れる
    自分の無明を破り光を磨くイメージで照明を掃除することで煩悩は少し軽くなる
    よく自然を観察し、自然を通して自らの心を見る
    ガラスは透明、無執着の象徴。曇っていると心まで曇る
    心はうちと外を繋ぐ、窓は家の呼吸場所、きれいに掃除して気の流れを整える
    おもてなしの基本は掃除から
    人と会う時の最低限の礼儀は顔を洗い清めること、だから洗面する
    ブッダ=「目覚めた人」規則正しい生活と良い眠りで充実した目覚めの時間を
    寝ている時も起きてる時も私たちは生かされてる
    気持ちが乱れると呼吸が乱れる、それは心と呼吸が繋がっているから
    食べる、話す、息をする全て口を通す「身・口・意の三業(しんくいのさんごう)」身体的な行い、心の思いの行いだけで口で発する言葉にも気をつける
    身体を作るのは食事、食事を疎かにするのは身体を疎かにすること、そこに収まる心も疎かにすること
    ものを大事にする心は大事なものを持たないと育たない
    使ったものを元の場所に戻す、できないのはものの扱いが粗雑なこと自分の心も粗雑になっていること
    自分の目に映る自然は自分の心を映している
    家族のつながりは心の基盤
    自由とは自分の好き勝手することではなく、日々おだやかに、こころを喜びでいっぱいに満たして生きること、それは一つ一つの行為の積み重ねで生まれる

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.10.17

  • りっちゃん

    りっちゃん

    掃除の仕方や、その意味、こころの在り方などが書かれていて、自分の掃除に対する気持ちが重なる部分と、目を向けていない部分の掃除に対する思いに気づくことができた。自分を磨く意味も含め、丁寧なものの扱いと掃除を心がけていこうと思った。続きを読む

    投稿日:2021.07.16

  • ひー

    ひー

    毎週禅の本を一冊ずつ読むようになっている・・・
    読みやすそうで気になったから読んでみた。

    禅寺では誤って食器を地面に落とすことは、寮舎をまわって先輩方に詫びを入れなくてはならないくらい罪が重いことです。落とすというのは、大事に扱っていないということ。食器は必ず両手で丁寧に扱います。
    →厳しい・・・と思ったけど、考え方が分かりやすくて素敵だなと思った。一つ一つの所作を大事にする、頂くことの重さを知るといった思考が大切なんだろうと思った。

    身体を休めるために必要とされる以上の睡眠は「惰眠」。 睡眠欲も煩悩のひとつです。 いたずらに睡眠を取ることはその欲に執らわれることにつながります。
    →これを読んだ次の日はすぐに起きれた。必要以上に寝ることは、煩悩に負けているということ。この教えを実行するためには、体を休めるために必要な睡眠時間を知る必要があるということ。自分の必要な、最高のパフォーマンスを発揮するための睡眠時間を知り、それ以上の睡眠は欲だと心得る。

    仏教では「身・口・意の三業(しんくいのさんごう)」といい、人間の行いを三種類にわけて考えるのですが、身体的な行い(身)やこころに思う行い(意)だけでなく、言葉で表す行い(口)も整え浄めなさいと教えています。 歯磨きは、言葉の出口である口をきれいにすることにつながります。
    →身口意の三業。これは覚えておきたい。食べる、話す、息をする、全てが口を通じて行われる。だからこそその出入り口をきれいにしておくことが大切。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.14

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