【感想】聖クロス女学院物語(1) ようこそ、神秘倶楽部へ!

南部くまこ, KeG / 角川つばさ文庫
(3件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「聖クロス女学院に入学した陽奈。親友の奈々と美術部に入る予定なのに、眼帯をした美少女・花音から強引に〈神秘倶楽部〉なんてヘンテコ部に誘われて!?「お姉さまの正体知りたいでしょ?」ぐぐぐ、どうしよう!」

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    私は、角川つばさ文庫が正直苦手である。キラキラしていて、擬音語多くて・・。
    でも、今の子ども達、小学生たち、が実際に「おもしろい」「感動した」「好き」と言っている本が、ある。娘たちも夢中で読んでいる角川つばさ文庫がある。
    そこで、「子どもがハマった児童書」について、知りたいと思い勉強している。

    大人が子どもに「読んでほしい」本と、子どもが「今読みたい!」本は、違う。惹かれる絵柄も、読みやすい言葉も、違う。
    ・大人が子どもに「読んでほしい」本は、家の本棚に置く。読み聞かせする。大人が読んでいるところを子どもに見せる。良い本を紹介してくれるイベントや児童書に詳しい本屋に行く。そうやって、常に子どもの視界に入るようにしておくとよい。
    その上で、
    ・子どもたちがスキマ時間に、朝読書に、友達との会話に、力を抜いて読書を楽しみたいときに、「気軽に持ち歩いていつでもどこでもガンガン読める本」というものが、必要。私の小学生の娘たちには今、必要。友達が読んでいる本や、今話題の本、アニメなどのノベライズ本、小学生にはちょっと大人な恋の話や友情の話、自分と同い年の子が主人公の話、学校や日常を描いた共感できる話が、読みたいのだ。

    そこで、”子どもが「おすすめ!」「おもしろい!」と言っている本”は何か、
    何をどう「おもしろい!」と感じているのかを、母として、図書館員として、知りたいと思っている。
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    投稿日:2024.05.28

  • sawayakamadoka

    sawayakamadoka

    我慢しきれず購入。

    主人公たちはお嬢様っぽい? けれどお手紙に顔文字を使ったり「超」をつけて話したり、マリみてや野ばらに比べると幾分庶民的。

    お気に入りキャラは生徒会のお姉さまたち。3人そろった絵を見たとき、「硬派のリーダー、軟派のリーダー、それらを超越したアイドル的存在が必要」との某コバルト作品のお姉さまのモノローグを思い出したり。

    お手紙のやりとりは『方子と末起』の方子のお手紙を思い出したりして。
    とにかく私の大好きなタイプのお話でした
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    投稿日:2014.06.26

  • いりあ

    いりあ

    南部くまこの"聖クロス女学院物語"の第1巻。ミッション系、女学院、お姉様など、百合作品のお約束が詰め込まれた小学生向け作品です。カソリック系お嬢様学校の聖クロス女学院中等部を舞台に初等部からの持ち上がり組の陽奈と奈々と受験組の花音と葵が生徒会長の史織、副会長の蜜希らを巻き込んで神秘倶楽部というヘンテコな部を立ち上げるまでが描かれます。作中で、陽奈と奈々が、女子校への憧れが強かった花音が考える女子校あるあるネタを、それはないとさらっと否定していたりと随所にクスっとする部分がありました。続きが楽しみです。続きを読む

    投稿日:2014.03.21

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