【感想】生命誌とは何か

中村桂子 / 講談社学術文庫
(4件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • szk134

    szk134

    「アリとフクロウとサクラを一列に並べてどちらが進歩しているか、優れているかと順位をつけようとしても無理です。それぞれに特徴がある『多様さ』こそ生きものの神髄です。」(30-31頁)

    著者が発したこの言葉をネットで見かけて、興味を持った為、本書を手に取りました。

    科学的視点から生き物全ての関係と歴史を読み取ることを「生命誌」と呼び、その内容を説明しています。生物について、このレベルでしっかり勉強するのは高校の授業以来(しかも、その時は真面目に聞いていなかった)ので、とても興味深かったです。

    •多様だが共通、共通だが多様
    •安定だが変化し、変化するが安定
    •巧妙、精密だが遊びがある
    •偶然が必然となり、必要の中に偶然がある
    •合理的だがムダがある
    •精巧なプランが積み上げ方式でつくられる
    •正常と異常に明確な境はない

    一見、禅問答の様にも見える、これらの生物の特徴は、そのまま、組織づくりや人生の指針に使えそうな程、奥深いです。生命の構造や歴史を知ることは、単に実用的な技術の発展に貢献することのみならず、価値観の形成に大きく役立つのだと知り、目が覚める思いでした。
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    投稿日:2024.05.11

  • izumowol

    izumowol

    著者の提唱する「生命誌」という考え方を説いた本。科学に
    よって得ることのできる生命共通の知識を大事にしながら、
    個体や種、生命全体の多様性を大事にし、その歴史物語を
    読み解いていく。もとは2000年刊行という20年も前の本
    なのだが、今読んでも古さを感じないのは当時の著者の慧眼
    を現しているのだろう。細かな説ではなく、考え方だったり
    生き方の問題。
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    投稿日:2021.11.14

  • jor2020

    jor2020

    以前から気にはなっていたけれど、買うまでいかなかった一冊。
    今回の旅を歩く中で、自然と手にした本です。(じん)

    投稿日:2020.10.05

  • sistlib

    sistlib

    ★科学道100 / 未来のはじまり
    【所在・貸出状況を見る】
    http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11430131続きを読む

    投稿日:2017.07.05

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