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本田透 / SD名作セレクション(テキスト版) (1件のレビュー)
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キじばと。。
シリーズ最終巻。 メガミによって、エッチしようとすると双子の妹のななみと身体が入れ替わってしまうという呪いをかけられた美智緒でしたが、メガミとの混浴中に彼女のオッパイに挟まれた呪いの人形を奪うことに…成功し、見事呪いから解放されます。こうして、いつでもウテナとエッチできる身体に戻った美智緒でしたが、そんな彼に最後の試練が訪れます。 それは、御影家の母・真理亜が商店街の福引で、「風魔の湯」への温泉旅行のチケットを引き当てたことから始まります。じつは、というまでもなく明らかに、「風魔の湯」はメガミの故郷である風魔の里のことでした。メガミがなかなか美智緒から「皇弟」の子種を授かることに成功しないことに業を煮やした風魔の里のおばばが、美智緒たちを誘い出して罠にかけようとしていたのです。 美智緒とウテナは呪いの温泉に落ちてしまって身体が入れ替わり、美智緒の身体になったウテナにメガミが迫って百合展開になったりとドタバタ劇が続きます。最後は、最強の母・真理亜の活躍で美智緒たちにかけられた呪いが解かれることになり、さらに美智緒こそが「皇弟」だったことが明らかになります。そして美智緒は、ウテナを伴って最後の使命を果たすため、「べつれへむの祠」の地下迷宮へと降りていき、そこで世界の運命をかけた究極の選択を迫られることになります。 けっきょく最後まで、何をめざしているのか分からないまま、完結してしまったという印象です。キャラクター造型にはラノベらしい魅力を感じるものの、終盤に急遽導入された薫子や、前作の「がく×ぶる」シリーズに比べて完全に影の薄くなってしまった可夢偉など、もうちょっと何とか使いようがなかったのかと思ってしまいました。続きを読む
投稿日:2015.11.15
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