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和久峻三 / 光文社文庫 (2件のレビュー)
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cocopocket
久しぶりの和久峻三でした。 この本も、帯の「かつて、日本にも陪審制度があった!」に惹かれて読んだ作品。 最近陪審について結構興味を持って、本を読んでいるが、実はその仕組みなどのことはまったくわかってい…ない。 和久峻三は、もともと法律家で代表作の赤かぶ検事シリーズはかなりたくさん呼んだ記憶がある。 法廷でのやり取りについては、自身の経験に基づくのだろうが、臨場感のある印象がある。 今回の陪審15号法廷も、戦前・昭和初期が舞台だが、事実を基にしているのかと思うほど、法廷シーンは臨場感があり、また当時の風習についても、さもありなんの感がある。 法廷で繰り広げられる、どんでん返しも、最後にまさかここに落ち着くかという、伊がない結末までの展開は、語り口調は古めかしくても、どんどん引き込まれていく。続きを読む
投稿日:2012.09.24
kikochan
明治時代の陪審員制度のことを勉強しながら、特異な事件も味わえる小説なのだが、なぜかテンポの良さを感じない。
投稿日:2012.07.23
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