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岡部幸雄 / 角川oneテーマ21 (13件のレビュー)
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元騎手 岡部幸雄氏が、競馬に対する思いを綴ったもの。岡部というと名手と呼ばれていたことから、若いときからエリート街道を歩んできた人かと思っていたが、競馬界に何のツテもなかったことから、競馬学校時代や若…い騎手の時代は、かなり苦労したとの発言は意外だった。まわりに流されず、信念を持って独自の道を進んできつつも、競馬に対する熱い思いがよく伝わってきた。印象的な記述を記す。 「チャンスというものは、誰にでも訪れる。現在という時間を疎かにしていては、来るはずのチャンスも来なくなる。チャンスが来たならいつでもそれを活かせるようにしておく心構えは、何より大切である」 「勝負勘を育てるのは経験である」続きを読む
投稿日:2018.11.14
たなたな
勝負勘を養うのは、経験、それと意識の持ちよう。ずっと張り詰めていてもよくない。テイクイットイージー。強かに、しかしいい意味で気楽に、長く戦うための気持ちの持ちようが書かれており参考になる。
投稿日:2018.09.29
ahoking
岡部さん節。馬、優先主義。テイクイットイージー。少なくとも、僕が競馬を見だした時期からは、一貫している。ルドルフの渡米前の話などは知らなかった。
投稿日:2013.12.20
greendripper
藤田伸二騎手の著書を読んだ直後に読んだだけにギャップが面白かった。 どちらも騎手という仕事と真面目に向き合ってきたことは同じなのだろうけど、それに対する自らの考えを文章にするとこんなにも違いが出るの…ねー、といった感じ。 ただ、キャリアの差によるところもあるだろうけど岡部さんの方が騎手という仕事をより精神的に突き詰めている感じがした。哲学的と言ってもいいかも。続きを読む
投稿日:2013.07.18
ihatemanjyu
JRA(中央競馬)で2943勝し、武豊騎手に次ぐ勝ち星を挙げた騎手の著書です。 3章に気になる表現があったので、一流の方の著書より引用します。 入社など、これから新しい道へ進む方へ力になれば幸いです。… ------ 90ページ 新しい世界に飛び込んでいったなら、誰でも最初は一番下になる。そこで当たり前のことをしながら這い上がっていく以外に方法はないのだ。 91ページ そんな先輩たちの見よう見まねすることによって、日頃の馬の管理の仕方から、レースで何が望まれるのかといったことまで、騎手として必要な基本を身につけていったのだ。 92-93ページ 同期同士で励ましあったり情報交換しながら切磋琢磨していく部分もあるかもしれない。だが、そうして得られるものは限界がある。 93ページ 人によって、何を精神的な支柱にして、どういうモチベーションを持っているのかはそれぞれだろうが、同世代間のルールしか知らなければ、どこかで壁にぶつかるケースも出てくるものだ。 105ページ 人によって、人生の中で手にするチャンスの質や大きさが違うことはあるだろう。だけれども、「今やれること」をやりながら一歩一歩先へ進んでいたならば、誰でもチャンスを掴むことができるにちがいない。続きを読む
投稿日:2013.03.12
yokotako
競馬のことに詳しくないので若干読み辛かった。勝負勘を鍛えるには経験が必要という当たり前のことが書いてある。当たり前だと思うけど、それが真理なんだろうな。
投稿日:2012.08.15
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