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冲方丁, 槇えびし / アフタヌーン (9件のレビュー)
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やお
"「おこと どうかおことの手で これを抱いてやってくれないか」 「私が…ですか?」 「うん お前にそうして欲しいんだ 紙製の試作だから左程重くないよ」 「………はい…… こう…でございますか?」 「あ…りがとう…おこと ありがとうな これでようやく…建部様の供養が出来たよ…ありがとう」"[p.121]続きを読む
投稿日:2019.08.16
へきくう
算哲は何ヶ月?何年?ぶりに家に戻ったのかな?お母さんは亡くなってたのね。 道策が剃髪してて驚いたわ。いや、そのうちそうなるだろうとは思ってたんだけど、あの小さくて生意気だった子が!と親戚の叔母気分でし…た(笑)天球儀の完成、おめでとー!続きを読む
投稿日:2015.09.16
まいつき
本因坊道策。 彼もまた、己の生き様をカタチに残そうと悩み苦しむ一人です。 碁の世界で道策。算術で関孝和。 春海という人間を構成する一つ一つの要素で、自分と同じように悩み苦しむ人物と出会い、そして彼らの…覚悟に打ちのめされながら、前へ前へ進みます。 改暦の儀へと。 戦う相手は暦から、朝廷へ。 丁寧に根気よく向き合っていくことのできた暦という理論。それとちがって、のらりくらりと伏魔殿の様相の朝廷。 理想だけを追い求め、熱意があれば正道と、突き進んできた春海たちに立ちはだかった、過去・前例遵守の公家衆。 徒労と挫折に捕らわれた時に、道策との初手天元を賭けた真剣勝負は、これ以上ないカンフル剤となったはずです。続きを読む
投稿日:2014.09.16
momoinoue
誰かのオススメで読んだ本。出てくる人物が天文学に没頭したり、囲碁に道を見出したりする真摯な姿に心動かされる時もあれば、オタクすぎて笑えたり。するするっと読める楽しい小説でした!
投稿日:2014.05.25
snow3
書評溜めすぎて読了日はもう適当です。 カラー口絵の存在感(笑)。 は、さておき。改暦作業もいよいよはじまったかと思いきや、そうそう上手くゆくはずも無く。障害に阻まれながらも、まずは「天球儀」に建部の…思いを形にすると共に、碁打ちとしての環境も変化してゆく。 道策・脱おかっぱ!暦側のメンバーも憎めないけれど、碁打ちメンバーの雰囲気とか関係性がとても好き。 そして表紙裏は相変わらずわけわからないけど好き(笑)。続きを読む
投稿日:2014.05.08
きなこもち
やはり画があると、お話の背景とかが分かりやすいな。 ちょこちょこ、こんなエピソード原作にあったっけ?と思ってたら、槇さんの補完だそうで。 これ、このままアニメにしないかなー。
投稿日:2014.04.29
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