【感想】白山の水 鏡花をめぐる

川村二郎 / 講談社文芸文庫
(1件のレビュー)

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  • yoshidamasakazu

    yoshidamasakazu

    川村二郎 「 白山の水 」 泉鏡花 批評文。鏡花の作品世界を 金沢、川、橋などキーワードから論述した本。鏡花の作品世界は 江戸川乱歩の怪奇幻想とは 少し違う〜詩的、甘美的

    「歌行燈」「草迷宮」「春昼」を読んでみようと思う

    作家の思想遍歴からアプローチしたのではなく、作家の土地からアプローチ

    鏡花の作品世界の構成要素
    *金沢〜生の領域の上に死の影が張り付いている
    *川〜川は その街の安定思考を ゆり動かす
    *橋〜死者の供養のために橋をかける
    *女の水死と蛇〜細密描写から死が匂い立つ

    生者の世界と死者の世界の仕切り
    *仕切りは完全に遮断されない
    *山、水が 人間の想像力によって 仕切りとなる
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    投稿日:2019.01.27

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