【感想】折口信夫文芸論集

折口信夫, 安藤礼二 / 講談社文芸文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • taruho

    taruho

    折口信夫の文芸論を集めたもの。折口信夫が、文学と民俗学によって日本人の想像力のふるさとを明らかにしようとしていることがわかる。「零時日記」が折口の文学に賭ける想いが露わになっていて、生々しくていい。また、「詩語としての日本語」などを読むと、折口は、短歌的な、詠んだ瞬間溶けてしまうような気分的な日本語に対し、俳句、詩的言語によって、日本語の新しい文体・言語/思想を創ろうとしていたのかもしれないなどと想像できる。

    中公クラシックスの折口信夫全集(民俗学萹)と読むと理解が深まると思う。
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    投稿日:2013.03.08

  • ししまる

    ししまる

    正直一回読んだだけでは、理解をすることはできなかった。
    困ったことに、わからない言葉もたくさん。
    そして、同世代として関わった作家の数々、谷崎、堀
    日本文学と折口との接点が少しでも実感できるとおもしろい。
    民俗学以外の面を垣間見れたといったかんじでしょうか。
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    投稿日:2011.01.30

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